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  1. <サーバインストールフォルダ>\PCCSRV\Admin\Utility\TMVSフォルダにあるTMVS.iniファイルで、DHCP設定を構成します。
    表 1. TMVS.iniファイルのDHCP設定

    設定

    説明

    DhcpThreadNum=x

    DHCPモードのスレッド番号を指定します。最小は3で、最大は100です。初期設定値は8です。

    DhcpDelayScan=x

    要求元エンドポイントでインストールされたウイルス対策ソフトウェアのチェックを行うまでの延期時間 (秒) です。

    最小は0 (待機なし) で、最大は600です。初期設定値は30です。

    LogReport=x

    0を指定するとログが無効になり、1を指定するとログが有効になります。

    脆弱性検索ツールによって検索結果がウイルスバスター Corp.サーバに送信されます。ログは、Webコンソールの [システムイベントログ] 画面に表示されます。

    OsceServer=x

    ウイルスバスター Corp.サーバのIPアドレスまたはDNS名です。

    OsceServerPort=x

    ウイルスバスター Corp.サーバのWebサーバポートです。

  2. ウイルスバスター Corp.サーバコンピュータで脆弱性検索を実行するには、<サーバインストールフォルダ>\PCCSRV\Admin\Utility\TMVSに移動し、TMVS.exeをダブルクリックします。トレンドマイクロ脆弱性検索ツールのコンソールが表示されます。Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10、Windows Server 2012、またはWindows Server 2016を実行している別のエンドポイントで脆弱性検索を実行するには、次の手順を実行します。
    1. ウイルスバスター Corp.サーバコンピュータで、<サーバインストールフォルダ>\PCCSRV\Admin\Utilityに移動します。
    2. TMVSフォルダを別のエンドポイントにコピーします。
    3. 別のエンドポイントで、TMVSフォルダを開いて、TMVS.exeをダブルクリックします。

      トレンドマイクロ脆弱性検索ツールのコンソールが表示されます。

    注:

    Terminal Serverから脆弱性検索ツールを起動することはできません。

  3. [手動検索] セクションの [設定] をクリックします。

    [設定] 画面が表示されます。

  4. 次の設定を行います。
    オプション 説明

    製品名クエリ

    脆弱性検索ツールでは、対象のホストコンピュータにセキュリティソフトウェアがインストールされているかどうかをチェックできます。

    詳細については、製品クエリを参照してください。

    ウイルスバスター Corp.サーバ設定

    脆弱性検索ツールによって、保護されていないホストコンピュータにウイルスバスター Corp.クライアントが自動的にインストールされるようにするには、これらの設定を指定します。これらの設定は、ウイルスバスター Corp.クライアントがホストコンピュータへのログオンに使用する管理アカウント情報を特定します。

    詳細については、ウイルスバスター Corp.サーバの設定を参照してください。

    注:

    条件によっては、対象のホストコンピュータにウイルスバスター Corp.クライアントがインストールされない場合があります。

    詳細については、脆弱性検索ツールを使用してウイルスバスター Corp.クライアントをインストールする際のガイドラインを参照してください。

    通知

    脆弱性検索ツールでは、脆弱性検索結果をウイルスバスター Corp.管理者に送信できます。保護されていないホストコンピュータに通知を表示することもできます。

    詳細については、通知を参照してください。

    結果の保存

    脆弱性検索では、脆弱性検索結果を管理者に送信するほか、結果を.csvファイルに保存することもできます。

    詳細については、脆弱性検索結果を参照してください。

  5. [OK] をクリックします。
  6. [結果] 表で [DHCP検索] タブをクリックします。
    注:

    Windows Server 2008、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10、およびWindows Server 2012を実行しているコンピュータでは、[DHCP検索] タブは利用できません。

  7. [開始] をクリックします。

    コンピュータがネットワークにログオンすると、脆弱性検索ツールは、DHCP要求の待機とコンピュータの脆弱性チェックを開始します。

  8. 検索結果をカンマ区切り形式 (.csv) のファイルに保存するには、[エクスポート] をクリックして、ファイルを保存するフォルダの場所を指定し、ファイル名を入力して [保存] をクリックします。