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Internet Explorer (IE) 10は、Windows 8/8.1およびWindows Server 2012での初期設定のブラウザです。Internet Explorer 10以降には、Windows UIモード用およびデスクトップモード用の2つの異なるバージョンがあります。

Microsoft Edgeは、Windows 10およびWindows Server 2016の初期設定のブラウザです。

注:

Microsoft Edgeではプラグイン拡張がサポートされないため、HTTPS検索は無効になっています。

Windows UI用のInternet Explorer 10以降は、プラグインフリーのブラウズ体験を提供します。Webブラウズのためのプラグインプログラムは、以前は一定の標準に従っておらず、結果としてこれらのプラグインプログラムで採用されるコードの品質にはばらつきがありました。プラグインはまた、大量のシステムリソースの使用を必要とし、不正プログラム感染のリスクを高めます。

Microsoft社は、以前に使用されていたプラグインソリューションを置き換えるものとなる新しい標準ベースのテクノロジに従って、Windows UI用のInternet Explorer 10以降を開発しました。次の表は、以前のプラグインテクノロジに代わりInternet Explorer 10以降で使用するテクノロジの一覧を示しています。

表 1. 標準ベースのテクノロジとプラグインプログラムの比較

機能

World Wide Web (W3C) 標準テクノロジ

同等のプラグインの例

ビデオとオーディオ

HTML5 video/audio

  • Flash

  • Apple QuickTime

  • Silverlight

グラフィック

  • HTML5 canvas

  • Scalable Vector Graphics (SVG)

  • Cascading Style Sheets, Level 3 (CSS3、カスケーディングスタイルシートレベル3) Transitions/Animations

  • CSS Transforms

  • Flash

  • Apple QuickTime

  • Silverlight

  • Javaアプレット

オフラインストレージ

  • Webストレージ

  • File API

  • IndexedDB

  • Application cache API

  • Flash

  • Javaアプレット

  • Google Gears

ネットワーク通信、リソース共有、ファイルアップロード

  • HTML Web Messaging

  • Cross-origin resource sharing (CORS)

  • Flash

  • Javaアプレット

Microsoft社はまた、デスクトップモード専用の、プラグインと互換性のあるInternet Explorer 10以降のバージョンも開発しました。Windows UIモードを使用しているユーザが追加のプラグインプログラムの使用を必要とするWebサイトに遭遇した場合、Internet Explorer 10以降でデスクトップモードに切り替えるようユーザに指示する通知が表示されます。デスクトップモードに切り替えると、ユーザはサードパーティ製プラグインプログラムの使用またはインストールを必要とするWebサイトを表示することができます。