ビュー:

ウイルスバスター Corp.クライアントを、ネットワークに接続された1台以上のエンドポイントにリモートインストールします。リモートインストールを行うためには、インストール先エンドポイントに対して管理者権限が必要です。リモートインストールでは、すでにウイルスバスター Corp.サーバが動作しているエンドポイントには、ウイルスバスター Corp.クライアントはインストールされません。

注:

このインストール方法は、Windows XP Home、Windows 7 Home BasicおよびHome Premium Edition (32ビットバージョンと64ビットバージョン)、Windows 8/8.1 (通常版の32ビットバージョンと64ビットバージョン)、およびWindows 10 Home Editionが動作しているエンドポイントでは使用できません。IPv6シングルスタックサーバは、IPv4シングルスタッククライアントにウイルスバスター Corp.クライアントをインストールできません。同様に、IPv4シングルスタックサーバは、IPv6シングルスタッククライアントにウイルスバスター Corp.クライアントをインストールできません。

  1. Windowsのバージョンに対応したインストール前タスクを実行します。
    • Windows XPを実行している場合:

      1. ビルトインのドメイン管理者アカウントを有効にして、そのアカウントのパスワードを設定します。

      2. エンドポイントで、[マイ コンピュータ] > [ツール] > [フォルダ オプション] > [表示] タブに移動し、[簡易ファイルの共有を使用する] を無効にします。

      3. [スタート] > [プログラム] > [Windows ファイアウォール] > [例外] タブに移動し、[ファイルとプリンタの共有] の例外を有効にします。

      4. Microsoft管理コンソールを開いて ([スタート] > [ファイル名を指定して実行] の順にクリックして「services.msc」と入力)、Remote RegistryサービスおよびRemote Procedure Callサービスを開始します。ウイルスバスター Corp.クライアントのインストール時には、ビルトインの管理者アカウントとパスワードを使用します。

    • Windows 7、Windows 8 (Pro、Enterprise)、Windows 8.1、Windows 10 (Pro、Education、Enterprise)、Windows Server 2012、またはWindows Server 2016を実行している場合:

      1. ビルトインのドメイン管理者アカウントを有効にして、そのアカウントのパスワードを設定します。

      2. [スタート] > [プログラム] > [管理ツール] > [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] に移動します。

      3. ネットワーク環境に応じて、「ドメイン」、「プライベート」、「パブリック」の [ファイルとプリンタの共有] の規則を有効にします。

      4. Microsoft管理コンソールを開いて ([スタート] > [ファイル名を指定して実行] の順にクリックして「services.msc」と入力)、Remote RegistryサービスおよびRemote Procedure Callサービスを開始します。ウイルスバスター Corp.クライアントのインストール時には、ビルトインの管理者アカウントとパスワードを使用します。

  2. Webコンソールで、[クライアント] > [クライアントのインストール] > [リモート] に移動します。
  3. インストール先エンドポイントを選択します。
    • [ドメインとエンドポイント] リストに、ネットワーク上のすべてのWindowsドメインが表示されます。ドメインのエンドポイントを表示するには、ドメイン名をダブルクリックします。エンドポイントを選択して、[追加] をクリックします。

    • 特定のエンドポイント名を指定するには、そのエンドポイント名をページ最上部の [エンドポイントの検索] に入力して <ENTER> キーを押します。

    対象エンドポイントのユーザ名とパスワードを入力するよう求めるメッセージが表示されます。管理者アカウントのユーザ名とパスワードを使用して、続行してください。

  4. ユーザ名とパスワードを入力し、[ログオン] をクリックします。

    対象エンドポイントが、「選択済みのエンドポイント」テーブルに表示されます。

  5. さらにエンドポイントを追加するには、手順3と4を繰り返します。
  6. ウイルスバスター Corp.クライアントをインストール先エンドポイントにインストールする準備ができたら、[インストール] をクリックします。

    確認画面が表示されます。

  7. [はい] をクリックして、ウイルスバスター Corp.クライアントをインストール先エンドポイントにインストールすることを確認します。

    各対象エンドポイントにプログラムファイルがコピーされ、進捗状況画面が表示されます。

対象エンドポイントへのインストールが完了すると、ダイアログが表示されます。

[OK] をクリックし、ダイアログを閉じてリモートインストールは完了です。また、[選択済みのエンドポイント] リストで結果を確認することができます。

注:

複数のエンドポイントにインストールする場合、失敗したインストールがあればログに記録されますが (詳細については新規インストールログを参照)、他のインストールは続行します。[インストール] をクリックした後は、インストールを監視する必要はありません。後でログをチェックして、インストール結果を確認してください。