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ウイルスバスター Corp.エッジリレーサーバを使用すると、ユーザが社内イントラネット外に持ち出したエンドポイントについても、その状況を監視し、保護を強化することができます。エッジリレーサーバを非武装地帯 (DMZ) にインストールすることで、ウイルスバスター Corp.サーバへの接続を確立できないオフプレミスのウイルスバスター Corp.クライアントでも、次の表に示すタスクを実行できるようになります。

重要:

エッジリレーサーバではIPv6通信はサポートされていません。エッジリレーサーバのインストール中に指定したエッジリレーサーバのFQDNのIPv4アドレスを、DNSサーバが解決できることを確認してください。

タスク

説明

不審オブジェクトリストの同期

エッジリレーサーバは、アップデートされた不審オブジェクトリストを設定されたスケジュールに従ってウイルスバスター Corp.サーバから受け取り、オフプレミスクライアントに配信します。

詳細については、不審オブジェクトリスト設定を参照してください。

サンプル送信

オフプレミスクライアントが不明な脅威を検出した場合、設定された仮想アナライザに不審オブジェクトを送信できます。オフプレミスクライアントから仮想アナライザへの不審オブジェクトの送信は、次のステップで実行されます。

  1. オフプレミスクライアントがエッジリレーサーバにオブジェクトを送信します。

  2. エッジリレーサーバが、設定されている次回の同期時に、そのオブジェクトをウイルスバスター Corp.サーバに渡します。

  3. その後、ウイルスバスター Corp.サーバがそのオブジェクトを分析のために仮想アナライザに渡します。

詳細については、サンプル送信を参照してください。

ログ送信

エッジリレーサーバは、オフプレミスクライアントのログを収集し、そのログデータを設定されたスケジュールに従ってウイルスバスター Corp.サーバに送信します。

ステータスレポート

オフプレミスクライアントは、ステータスにアップデートがあった場合に、現在のパターンファイルやコンポーネントバージョンなどの情報をエッジリレーサーバに送信します。

エッジリレーサーバの設定が完了すると、その設定がウイルスバスター Corp.クライアントに配信され、ウイルスバスター Corp.サーバへの接続が利用できない場合に自動的にエッジリレーサーバにレポートが行われるようになります。

エッジリレーサーバ、ウイルスバスター Corp.サーバ、およびウイルスバスター Corp.クライアントの間の通信は、証明書認証を使用して暗号化されます。

詳細については、エッジリレーサーバの証明書の管理を参照してください。