Hosted Email Securityでは、さまざまな種類の検索除外を設定できます。メールメッセージが下記の条件を満たす場合、Hosted Email Securityが検索除外を実行し、指定された処理を行います。

  • 圧縮ファイル内のファイル数が353を超過しています。

  • 圧縮ファイルの解凍比率が100を超えています。

    注:

    解凍比率は、解凍されたファイルのサイズと元の圧縮サイズの比率を指します。たとえば、1 MBの圧縮ファイルの場合、解凍されたファイルのサイズが100 MBであれば、比率は100対1になり、100に相当します。

  • 圧縮ファイルのレイヤが20を超えています。

    Hosted Email Securityは、圧縮ファイルの最大20のレイヤで再帰的に不正プログラムを検索します。

  • 1つの解凍済みファイルのサイズが60MBを超過しています。

  • Office 2007/2010/2013/2016ファイルに353個を超える下位ファイルが含まれています。

  • Office 2007/2010/2013/2016ファイルに、解凍比率が100を超過している下位ファイルが含まれています。

  • 仮想アナライザの検索除外。

    考えられるシナリオ:

    • クラウドサンドボックス解析がタイムアウトになりました。

    • クラウドサンドボックスに接続できません。

    注:

    仮想アナライザの検索除外は、受信保護設定でのみ利用できます。

  • メッセージの形式が不正です。