スパムメール対策ソリューションにEmail Reputation Servicesを追加することにより、既存のフィルタリングソリューションの負荷が急速に軽減されます。ブロックされる接続数がわずかに増加しただけに見えても、メールインフラストラクチャのフィルタリング部分に入る実際のメッセージが大幅に削減される場合があります。
ブロックされる接続からブロックされるメッセージを推定する場合には、単純な1:1の比率以上の効果を期待できます。調査によると、正当な送信元の場合は平均して1接続ごとに1通をやや超えるメッセージが含まれるのに対して、スパムメール送信元からの各接続には、控えめに見積もっても平均1.6通のメッセージが含まれています。
接続レベルでスパムメールを拒否することは、完全なスパムメール検索をメッセージごとに実行するよりもはるかに効率的です。
接続をブロックする要件 |
各メッセージを検索する要件 |
SMTPハンドシェークの最初の部分 |
SMTPハンドシェーク全体 |
DNSクエリ |
完全なメッセージ分析。スパムメール対策ソリューションの実行によりコンピュータに負荷がかかります。 |