AWSタグ、Azureタグ、およびGCPラベルを使用すると、メタデータをAWS EC2インスタンス、Azure VM、またはGCP VMインスタンスにキーと値の形式で割り当てることでリソースを分類できます。同様にキーと値のペアでAmazon WorkSpacesのタグ付けもできます。Deep Securityは、このメタデータを使用して、Deep Security Agentがアクティブ化されたときに、そのエージェントへのポリシーの自動割り当てをトリガーできます。これは、Deep
               Securityでイベントベースタスクを作成し、イベント、ポリシー、およびメタデータを定義することによって行われます。イベントベースタスクは、特定のイベントについて保護対象リソースを監視し、所定の条件に応じてタスクを実行するために使用します。このケースでは、エージェントからのリモート有効化がイベントで、特定のAWSインスタンスタグが条件です。
ここでは、次の例を使用して手順を説明します。
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ポリシー:AIA_Policy
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AWSタグキー: Group
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AWSタグ値: development
 
注意以下の例は、ポリシーAIA_Policyがすでに作成されていることを前提とします。 
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Deep Security Managerコンソールで[管理]→[イベントベースタスク]に移動し、[新規]をクリックします。
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[イベント]リストから[Agentからのリモート有効化]を選択し、[次へ]をクリックします。
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[ポリシーの割り当て]チェックボックスを選択し、リストから[AIA_Policy]を選択して、[次へ]をクリックします。
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リストから[クラウドインスタンスのメタデータ]を選択し、キー欄に[グループ]を入力し、値欄に[development]を入力します。

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(オプション) スコープを1つのクラウドベンダーのみに制限するには、リストから [クラウドベンダ] を選択し、一致基準として [AWS], [Azure] または [GCP] を選択します。3つすべてにルールを適用する場合は、クラウドベンダーの条件を定義しないでください。
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[次へ]をクリックしてください。
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イベントベースタスクに名前を指定し、[完了] をクリックして保存します。
 
以上で、キー「Group」と値「development」でタグ付けされたインスタンスでAgentが有効化された時にそのインスタンスにAIA_Policyを適用するイベントベースタスクが作成されました。
		