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Deep Discovery Email InspectorはDANE (名前付きエンティティのDNSベースの認証) をサポートしており、SMTPサーバIDを検証することで送信メッセージを保護します。
送信メッセージのセキュリティレベルには、[DANE] または [DANEのみ] を指定できます。詳細については、送信メッセージに対してTLSを設定するを参照してください。
次の表は、DNSレコードとTLSAレコード、および検証結果に基づいて送信メッセージに実行される処理を示しています。

DANEのみ

MXレコード
Aレコード
TLSA
証明書検証
DANE検証
処理
Secure
Secure
Secure
成功
成功
配信
Secure
Secure
Secure
失敗
失敗
遅延 (サーバ証明書が信頼されていない)
Secure
Secure
Insecure
該当なし
失敗
遅延 (DNSSECに対応していない送信先)
Secure
Secure
NXDOMAIN
該当なし
失敗
遅延 (TLSAレコードなし)
Secure
Secure
Bogus
該当なし
失敗
遅延 (TLSA検索エラー)
Secure
Insecure
該当なし
該当なし
失敗
遅延 (DNSSECに対応していない送信先)
Secure
Bogus
該当なし
該当なし
失敗
遅延 (ホスト名またはドメイン名が見つからない)
Insecure
Secure
Secure
成功
失敗
遅延 (DNSSECに対応していない送信先)
Insecure
Secure
Secure
失敗
失敗
遅延 (DNSSECに対応していない送信先)
Insecure
Secure
Insecure
該当なし
失敗
遅延 (DNSSECに対応していない送信先)
Insecure
Secure
NXDOMAIN
該当なし
失敗
遅延 (DNSSECに対応していない送信先)
Insecure
Secure
Bogus
該当なし
失敗
遅延 (DNSSECに対応していない送信先)
Insecure
Insecure
該当なし
該当なし
失敗
遅延 (DNSSECに対応していない送信先)
Insecure
Bogus
該当なし
該当なし
失敗
遅延 (ホスト名またはドメイン名が見つからない)
Bogus
該当なし
該当なし
該当なし
失敗
遅延 (ホスト名またはドメイン名が見つからない)

DANE

MXレコード
Aレコード
TLSA
証明書検証
DANE検証
処理
Secure
Secure
Secure
成功
成功
配信
Secure
Secure
Secure
失敗
失敗
遅延 (サーバ証明書が信頼されていない)
Secure
Secure
Insecure
該当なし
失敗
透過的TLSに戻る
Secure
Secure
NXDOMAIN
該当なし
失敗
透過的TLSに戻る
Secure
Secure
Bogus
該当なし
失敗
遅延 (TLSA検索エラー)
Secure
Insecure
該当なし
該当なし
失敗
透過的TLSに戻る
Secure
Bogus
該当なし
該当なし
失敗
遅延 (ホスト名またはドメイン名が見つからない)
Insecure
Secure
Secure
成功
失敗
透過的TLSに戻る
Insecure
Secure
Secure
失敗
失敗
遅延 (サーバ証明書が信頼されていない)
Insecure
Secure
Insecure
該当なし
失敗
透過的TLSに戻る
Insecure
Secure
NXDOMAIN
該当なし
失敗
透過的TLSに戻る
Insecure
Secure
Bogus
該当なし
失敗
遅延 (TLSA検索エラー)
Insecure
Insecure
該当なし
該当なし
失敗
透過的TLSに戻る
Insecure
Bogus
該当なし
該当なし
失敗
遅延 (ホスト名またはドメイン名が見つからない)
Bogus
該当なし
該当なし
該当なし
失敗
遅延 (ホスト名またはドメイン名が見つからない)