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Deep Discovery Email Inspectorで処理するメールメッセージの制限を設定します。
  • 処理に必要なメールメッセージの合計数を減らすことでパフォーマンスを向上
  • リレーするメッセージの送信者と受信者のドメインを制限して、Deep Discovery Email Inspectorがオープンメールリレーとして機能しないよう防止
  • 不明な送信者ドメインまたは送信者IPアドレスからのメッセージを拒否して、不要なスパムメールメッセージを防止
注意
注意
接続制御の設定は、メールリレー設定より優先されます。

手順

  1. [管理][メール設定][制限および除外] の順に選択します。
  2. [メッセージの制限] を設定します。
    オプション
    説明
    最大メッセージサイズ
    1~2047MBの範囲で最大メッセージサイズを指定します。
    最大受信者数
    受信者数を1~99,999の範囲で指定します。
  3. [リレー管理] オプションを指定して、受信メッセージをフィルタします。
    注意
    注意
    • リレー管理設定は、Deep Discovery Email InspectorがMTAモードの場合のみ有効になります。
    • メッセージ拒否オプションが有効な場合、Deep Discovery Email Inspectorは、許可された送信者リストを一致させてから不明な受信者を確認します。
    • 不明な送信者ドメインを拒否します: DNS検索で一致するドメインがない送信者からのメッセージをブロックするには、このオプションを選択します。
    • 不明なIPアドレスを拒否します: リバースDNS検索で一致するIPアドレスがない送信者からのメッセージをブロックするには、このオプションを選択します。
      注意
      注意
      この機能を有効にすると、エッジMTAからのすべてのメッセージがブロックされます。
    • 不明な受信者を拒否します: 送信者が承認済みリストになく受信者が不明なメッセージをブロックするには、このオプションを選択します。LDAPクエリで結果が見つからない場合、受信者は不明と見なされます。
      注意
      注意
      このオプションを有効にする場合は、許可された受信者のドメインを設定してください。設定しない場合、Deep Discovery Email Inspectorによってメッセージがブロックされます。
  4. [許可された受信者のドメイン] を指定します。
    次のいずれかを実行します。
    • 単一のドメインを追加します。
      1. ドメイン名を入力します。
      2. [>] をクリックして、エントリを [許可された受信者のドメイン] リストに含めます。
    • ドメインのリストをインポートします。
      注意
      注意
      Deep Discovery Email Inspectorでは、ドメイン名をテキストファイルからインポートできます。テキストファイルで、1行に1つのメールアドレスのみが記載されていることを確認します。
      1. [ファイルからインポート] をクリックします。
      2. テキストファイルを選択して、[OK] をクリックします。
      新しいエントリが [許可された受信者のドメイン] リストに表示されます。
    注意
    注意
    • 許可された受信者のドメインのリストをエクスポートするには、[エクスポート] をクリックして、テキストファイルをコンピュータに保存します。許可された受信者のドメインの設定を複数のDeep Discovery Email Inspectorアプライアンスで複製するには、対象となるアプライアンスにテキストファイルをインポートします。
    • Deep Discovery Email Inspectorは、[許可された受信者のドメイン] リストに設定されたドメインのSPF検証およびDKIM検証をバイパスします。
      詳細については、Sender Policy Framework (SPF) についておよびDomainKeys Identified Mail (DKIM) についてを参照してください。
  5. [メッセージリレーの許可] を指定します。
    • Deep Discovery Email Inspectorのみ
    • 同じサブネット内のホスト
    • 同じアドレスクラス内のホスト
      注意
      注意
      このオプションを選択すると、Deep Discovery Email InspectorのIPアドレスとホストが同じアドレスクラスとサブネット内に存在するかどうかが確認されます。
      • Deep Discovery Email Inspectorは、ホストが同じアドレスクラスおよびサブネット内にある場合にのみホスト間のメッセージリレーを許可します。
        例:
        • クラスA: Deep Discovery Email InspectorのIPアドレスは10.1.2.3で、ホストのIPアドレスは10.1.2.xです。
          クラスB: Deep Discovery Email InspectorのIPアドレスは172.31.2.3で、ホストのIPアドレスは172.31.x.xです。
          クラスC: Deep Discovery Email InspectorのIPアドレスは192.168.10.3で、ホストのIPアドレスは192.168.10.xです。
      • Deep Discovery Email Inspectorは、ホストが同じアドレスクラス内にあるが同じサブネット内にない場合はホスト間のメッセージリレーを許可しません。
        例:
        • クラスA: Deep Discovery Email InspectorのIPアドレスは10.1.2.3で、ホストのIPアドレスは11.2.3.xです。
          クラスB: Deep Discovery Email InspectorのIPアドレスは172.31.2.3で、ホストのIPアドレスは172.32.x.xです。
          クラスC: Deep Discovery Email InspectorのIPアドレスは192.168.10.3で、ホストのIPアドレスは192.168.11.xです。
    • 指定のIPアドレス
      注意
      注意
      設定をファイルからインポートするには、[ファイルからインポート] をクリックします。
      設定をファイルにエクスポートするには、[エクスポート] をクリックします。
  6. [保存] をクリックします。