HTTPS通信では、証明書を使用してWebサーバを識別します。またデータを暗号化することで、漏えいや盗聴から情報を保護します。より安全な手法ですが、HTTPSを使用したWebサイトへのアクセスにも危険はあります。有効なセキュリティ証明書を使用していても、それが感染しているサイトであれば、不正プログラムがホストされていたり個人情報が盗まれる可能性があります。証明書は比較的容易に入手できるため、HTTPSを使用する不正なWebサーバを簡単に設定することもできます。

重要:

Windows 8、8.1、10、および Windows Server 2012においては、デスクトップモードのみサポートします。

[HTTPS URLを確認する] を有効にすると、HTTPSを使用する感染しているサイトや不正なサイトにアクセスする危険性を低減できます。Webレピュテーションでは、次のブラウザでHTTPSトラフィックを監視できます。

表 1. HTTPSトラフィックでサポートされるブラウザ

ブラウザ

バージョン番号

前提条件

Microsoft Internet Explorer

8.x

最新バージョン

9.x

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10、Windows Server 2008 R2、またはWindows Server 2012を実行するウイルスバスター Corp.クライアントの場合は、ブラウザのポップアップウィンドウでTrend Micro Osprey Plugin Classアドオンを有効にする必要があります。

Windows XP、Windows Server 2003、またはWindows Server 2008を実行するウイルスバスター Corp.クライアントの場合は、ブラウザのポップアップウィンドウでTmIEPlugInBHO Classアドオンを有効にする必要があります。

10.x

11.x

Mozilla Firefox

3.5以降

クライアントで不正変更防止サービスと挙動監視 ([プログラム検査を有効にして不正な実行可能ファイルを検出およびブロック] 機能) を有効にしてHTTPSトラフィックを検索する必要があります。

注:

Windows XP、Windows Server 2003/2003 R2、Windows Server 2008プラットフォームでこれらのブラウザを使用する場合、HTTPS検索はサポートされません。

Chrome

最新バージョン

Microsoft Edge

最新バージョン

Webレピュテーション用にInternet Explorerを設定する方法の詳細については、次の製品QA記事を参照してください。