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Retro Scanは、指定された検索条件に基づいて、過去のイベントとそのアクティビティチェーンを調査します。調査結果は、疑わしいアクティビティの実行フローを示すマインドマップの形式で表示されます。これにより、組織全体を巻き込んだ、標的型攻撃のイベントチェーンを分析できます。

Retro Scanの調査では、次の種類のオブジェクトが使用されます。

  • DNSレコード

  • IPアドレス

  • ファイル名

  • ファイルパス

  • SHA-1ハッシュ値

  • MD5ハッシュ値

  • ユーザアカウント

Retro Scanは、エンドポイントのイベント履歴が格納された、標準化されたデータベースに対してクエリを実行します。この方法は、従来のログファイルに比べて使用するディスク容量が少なく、リソースを消費しません。