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エージェントを別のサーバまたは同じサーバ上の別のディレクトリに再配置するには、HTTP要求本文内でact値をcmd_relocate_agentとして指定します。

HTTP要求

POST /WebApp/API/AgentResource/ProductAgents

パラメータ

重要:

HTTP要求本文には、必要なパラメータを含める必要があります。

パラメータ

種類

説明

必要なパラメータ

act

文字列

値をcmd_relocate_agentとして指定します。

allow_multiple_match

文字列

次のいずれかを指定します。

  • True: 複数の一致を許可します

  • False: 複数の一致を許可しません

重要:

このパラメータがFalseに設定されている場合に、指定されたパラメータが複数のエージェントと一致すると、処理は失敗します。

relocate_to_server_id

文字列

エージェントを再配置する対象サーバのGUID

重要:

エージェントを同じサーバ上のディレクトリに再配置する場合は、元のサーバのGUIDを指定する必要があります (managing_server_id)。

relocate_to_folder_path

文字列

エージェントを再配置する対象ディレクトリ

オプションのパラメータ

entity_id

文字列

管理下の製品エージェントのGUID

処理の実行対象となるエージェントを示す場合に使用します

ip_address

文字列

管理下の製品エージェントのIPアドレス

処理の実行対象となるエージェントを示す場合に使用します

mac_address

文字列

管理下の製品エージェントのMACアドレス

処理の実行対象となるエージェントを示す場合に使用します

host_name

文字列

管理下の製品エージェントのエンドポイント名

処理の実行対象となるエージェントを示す場合に使用します

product

文字列

サーバインスタンス上のトレンドマイクロ製品

処理の実行対象となるエージェントを示す場合に使用します

サポートされる値については、自動APIの製品値を参照してください。

HTTP要求の例

POST /WebApp/API/AgentResource/ProductAgents

HTTP要求本文

次のHTTPヘッダを含むJSONオブジェクトを指定します。

  • HTTPヘッダ:

    フィールド名

    Authorization

    Bearer [生成されたJWT認証トークン]

  • 要求本文:

    {
      "entity_id":"8a1a84550462-40bc9afc-3770-16ac-cd6c",
      "act":"cmd_relocate_agent",
      "allow_multiple_match":false,
      "relocate_to_server_id":
         "026332F39EBC-41C19604-02DD-2C5F-ZDE6",
      "relocate_to_folder_path":"\\NewDomain\\NewFolder"
      }

応答メッセージ

成功すると、HTTP 200 OKステータスコードと、以下に該当する応答本文が返されます。

  • "result_code"1である

  • "result_content"が、処理 ("act") が適用される前に指定したすべてのパラメータに一致するエージェントのリストである

{
 "result_code":1,
 "result_description":"Operation successful",
 "result_content":[
   {
     "entity_id":"8a1a84550462-40bc9afc-3770-16ac-cd6c",
     "product":"SLF_PRODUCT_OFFICESCAN_CE",
     "managing_server_id":
        "026332F39EBC-41C19604-02DD-2C5F-EDE5",
     "ad_domain":"",
     "folder_path":"Workgroup",          
     "ip_address_list":"192.168.121.132",
     "mac_address_list":"00-0C-29-9B-AB-65",          
     "host_name":"OSCECLIENT",
     "isolation_status":"normal",          
     "capabilities":[
        "cmd_uninstall_agent",
        "cmd_relocate_agent",
        "cmd_isolate_agent",
        "cmd_restore_isolated_agent"
      ]
    }
  ]
}

次の表は、result_contentリストの使用可能なパラメータについて示しています。

パラメータ

種類

説明

entity_id

文字列

管理下の製品エージェントのGUID

product

文字列

エージェントが対象としているトレンドマイクロ製品

使用可能な値については、自動APIの製品値を参照してください。

managing_server_id

文字列

エージェントを管理する製品サーバのGUID

ad_domain

文字列

エージェントが属するActive Directoryドメイン (該当する場合)

folder_path

文字列

管理サーバ上でエージェントが配置されるフォルダパス (たとえば、エージェントが表示されているウイルスバスター Corp.ドメイン)

ip_address_list

文字列

エージェントエンドポイント上のIPアドレスを一覧表示します

mac_address_list

文字列

エージェントエンドポイント上のMACアドレスを一覧表示します

host_name

文字列

管理下の製品エージェントのエンドポイント

isolation_status

文字列

エージェントの隔離ステータスを示します (該当する場合)。

使用可能な値については、自動APIの隔離ステータスを参照してください。

capabilities

文字列

エージェント上で実行可能なAPI処理を一覧表示します

使用可能な値については、自動APIの処理と機能を参照してください。

APIのシーケンス図