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アドホッククエリは、Control Managerデータベースに対して、情報を直接要求する手段です。アドホッククエリでは、要求の対象範囲を絞り込みパフォーマンスを向上させる目的で、データビューが使用されます。データビューの指定に加えて、要求に対してフィルタ条件を指定することで、さらに検索を絞り込むことができます。

注:

データビューの詳細については、データビューについてを参照してください。

たとえば、ウイルスバスター コーポレートエディション (以下、ウイルスバスター Corp.) の管理者であるChrisが、自分が担当するウイルスバスター Corp.サーバのパターンファイルのステータスをチェックする必要があるとします。最初に、Chrisは [管理下の製品] を選択します。次に、[製品情報] > [コンポーネント情報] の順に選択し、そこでデータビューの [パターンファイル/ルールのステータス] を選択します。プロセスの次の手順に進む前に、フィルタ条件として、「製品の種類: ウイルスバスター Corp.、パターンファイルのステータス: 期限切れ」を指定します。[列の表示を変更する] をクリックします。また、クエリの完了後にクエリ結果として表示するフィールドを選択します。表示情報として、パターンファイルのバージョン、ホスト名、およびIPアドレスを選択します。製品名とパターンファイルのステータスはフィルタ条件として絞り込まれているため、選択の必要はありません。

注:

アドホッククエリを保存すると、クエリで指定された条件のみが保存されます。アドホッククエリが返すデータは保存されません。データを保存するには、クエリ結果をエクスポートするか、グリッドテーブルを使用してレポートを作成します。