Cloud Edgeでは、L2TPトンネリングプロトコルを使用して、クライアントとCloud Edgeゲートウェイの間のポイントツーポイント接続を確立します。L2TPトンネルを介してデータをエンドポイントに転送する前に、IPsecを使用してL2TPパケットが暗号化されるため、セキュリティが確保されます。L2TPがVPNトンネルを作成し、このトンネルを使用してIPsec形式のエンコードデータが転送されます。L2TPはトンネルを作るプロセス、IPsecパケットはトンネルを通って暗号化データを運ぶトラックと考えることができます。
Cloud Edgeでは、Windows 7、8.1、10 クライアント、iOS、およびAndroidモバイルクライアントでL2TP/IPsec VPNをサポートしています。
エンドユーザがVPNクライアントをインストールする必要はありません。Cloud Edge L2TP/IPsec VPNでは、Windowsの標準のL2TP/IPsec設定を使用します。
Cloud Edge L2TP/IPsec VPNを使用する場合、初期設定ではクライアントからのすべてのデータがVPN経由で送信されます。内部ネットワークへのトラフィックのみをVPNトンネルを介して送信するには、クライアントのL2TP設定でVPNをスプリットトンネリングモードに設定します。
Cloud Edgeは、エンドポイントが使用できなくなるか、またはVPNが手動で切断されるまで、エンドポイントとのL2TP/IPsec接続を維持します。
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注意Cloud Edgeでは、IPv4間のL2TP VPNアクセスがサポートされます。
Cloud Edgeゲートウェイの特定のモデルでは、VPNがサポートされません。
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