MACアドレスフィルタリストには、ブロックリストと許可リストの2種類があります。ブロックリストと許可リストのどちらでも使用できます。両方を同時に使用することはできません。
MACアドレスフィルタオプションの仕組み
選択したMACアドレスフィルタリストをメインおよびゲストワイヤレスネットワークに適用するかどうかは、[グローバルMACアドレスフィルタを有効にする] および [ゲストワイヤレスネットワークにMACフィルタを適用する] オプションの設定によって決まります。これらの設定がワイヤレスネットワークアクセス管理に及ぼす影響について以下で説明します。
[グローバルMACアドレスフィルタを有効にする] の設定 | [ゲストワイヤレスネットワークにMACフィルタを適用する] の設定 | 選択したMACアドレスフィルタリストの適用先 |
オン | オン |
メインワイヤレスネットワークおよびゲストワイヤレスネットワークの両方
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オン | オフ |
メインワイヤレスネットワークおよびゲストワイヤレスネットワークの両方
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オフ | オン |
ゲストワイヤレスネットワークのみ。メインネットワークには適用されない。
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オフ | オフ |
メインワイヤレスネットワークとゲストワイヤレスネットワークのいずれにも適用されない。
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[ブロックリストを使用する] と [許可リストを使用する] の仕組み
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[ブロックリストを使用する] を選択した場合:
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Cloud Edgeでは、ブロックリストにクライアントMACアドレスが存在する場合を除き、すべてのワイヤレス接続を許可します。
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[ブロックリストを使用する] に切り替えた場合、ブロックリストにあるMACアドレスを持つクライアントが接続している場合は切断されます。
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ブロックリストにMACアドレスを追加すると、そのアドレスを持つクライアントが接続している場合は切断されます。
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ワイヤレスネットワークへのアクセスを一般に許可するが、ブロックしたいクライアントの数が少ない場合は、ブロックリストの使用を検討してください。
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ブロックリストの最大エントリ数は256です。
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[許可リストを使用する] を選択した場合:
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Cloud Edgeでは、許可リストにクライアントMACアドレスが存在する場合を除き、すべてのワイヤレス接続を拒否します。
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[許可リストを使用する] に切り替えると、許可リストにないMACアドレスを持つクライアントの現在の接続は切断されます。
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許可リストにMACアドレスを追加すると、該当するMACアドレスを持つクライアントがワイヤレスネットワークに接続できるようになります。
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ワイヤレスネットワークへの広範なアクセスを許可するのではなく、承認された小数のクライアントにのみアクセスを許可する場合は、許可リストの使用を検討してください。
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許可リストの最大エントリ数は256です。
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