Cloud Edge HAグループの作成時に、各HAピアの1つのインタフェースをハートビートインタフェースとして指定します。このインタフェースの選択はHAグループの作成中に行います。
  • ハートビートインタフェースはL3インタフェースである必要があります。
  • ハートビートインタフェースには各ゲートウェイで同じインタフェースを使用する必要があります (例: LAN2とLAN2、またはLAN3とLAN3)。
  • 2つのハートビートインタフェースは互いに (スイッチを介さず) 直接接続されている必要があります。
  • ハートビートインタフェースは、LANトラフィックインタフェースなどの他の目的には使用できません。
  • ハートビートインタフェースにIPv4アドレスおよびネットマスクを設定する必要があり、IPv4アドレスは同じサブネット上になくてはなりません。
  • インタフェースがハートビートインタフェースとして選択された後は、ゲートウェイIPアドレスを含め、そのインタフェースの設定は変更できません。

スプリットブレイン状態の管理

  • Cloud Edgeでは、HAグループのハートビートに1つのインタフェースのみが使用されるため、ハートビート接続の問題によってスプリットブレインと呼ばれる状態が発生する可能性があります。Cloud Edgeでこの状態に対処する必要があります。
  • スプリットブレイン: スプリットブレイン状態はクラスタパーティションの結果として発生します。クラスタパーティションでは、どちらの側も相手が停止していると判断し、相手側にすでにリソースがないものとしてリソースを引き継ぎます。