最新のリスクに対する対策を最新に保つために、アップデート可能なパターンファイルコンポーネントがいくつかあります。これらのファイルは、既知のセキュリティ上の脅威のバイナリ「シグネチャ」やパターンを格納しています。Cloud Edgeではそれらを使用して、インターネットゲートウェイを通過する既知の脅威を検出します。一方、プロトコルやIPSのパターンファイルはそれほど頻繁にはアップデートされません。
Cloud Edgeではアップデート機能を使用しています。これは、ウイルスパターンファイルや検索エンジンのほか、スパイウェアやゲートウェイのパターンファイルに対する、手動またはバックグラウンドでのアップデートが可能なトレンドマイクロのユーティリティです。アップデートは、多くのトレンドマイクロ製品に共通するサービスです。アップデート機能により、トレンドマイクロのアップデートサーバに接続し、最新のパターンファイルおよびエンジンをダウンロードします。アップデートの実行後、エンドポイントを再起動する必要はありません。アップデートは、予約しておいた間隔で自動で行うことも、必要に応じて手動で行うことも可能です。