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Cloud App Securityは、Exchange OnlineおよびGmail向けに、APIベースの保護とインライン保護の2つの保護モードを提供しています。
保護モード
説明
APIベースの保護
このモードは、保護対象のメールボックスで受信もしくは送信されたメッセージを検索します。
このモードでは、Cloud App Securityはメールサービスと統合し、メールサービスプロバイダが提供するAPIを通してメッセージデータを取得します。このソリューションは、メールの配信に対する「影響ゼロ」を保証し、内部のメールトラフィックの保護も可能にします。自動アクセス権付与でセットアップは簡単です。
インライン保護
このモードは、組織のメールサービスのメールサーバが受信したメッセージを検索します。
このモードでは、メッセージは、宛先のメールボックスに入る前、もしくは受信者に配信される前に、リアルタイムで検索するために組織のメールサーバからCloud App Securityにルーティングされます。MXレコードの変更は必要ありません。このソリューションにより、脅威がユーザのメールボックスに到達する前にブロックし、データ漏えいを未然に防ぐことができます。
注意
注意
Exchange Online と Gmail のインライン保護には、Cloud App Security for Email アドオンライセンスが必要です。
Cloud App Securityは、2つの保護モードと基本的に同じ機能を提供しますが、若干の違いがあります。詳細については、APIベースの保護およびインライン保護下での機能サポートを参照してください。
要件に応じて、メールサービス向けの保護モードのうちいずれか一方、または両方を選択できます。