Apex Oneエッジリレーサーバは、旧バージョンのエッジリレーサーバからのバージョンアップをサポートしています。バージョンアッププロセスを実行すると、旧バージョンで使用されていたサーバ設定がセットアッププログラムによって自動的に適用され、すべての証明書が転送されます。
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重要このバージョンのエッジリレーサーバは、古いバージョンのエージェントプログラムをサポートしていません。オフプレミスのエンドポイントを管理する必要がある場合は、すべてのエージェントをApex
Oneセキュリティエージェントにバージョンアップし、セキュリティエージェントをApex Oneサーバに接続してバージョンアップ後のエッジリレー設定を取得する必要があります。
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エッジリレーサーバをバージョンアップする前に、対象のサーバコンピュータがシステムの最小要件を満たしていることを確認してください。
詳細については、エッジリレーサーバのシステム要件を参照してください。
手順
- Trend Micro Apex Oneサーバコンピュータの <サーバインストールフォルダ>
¥PCCSRV¥Admin¥Utility¥EdgeServer
フォルダを選択し、対象のエッジリレーサーバコンピュータにフォルダをコピーします。 - 対象のエッジリレーサーバで、
EdgeServer
フォルダを開き、setup.exe
ファイルを実行してバージョンアッププロセスを開始します。[ようこそ] 画面が表示されます。 - [次へ>] をクリックします。セットアッププログラムにより以前のエッジリレーサーバから必要な設定が自動的に取得され、[インストール情報] 画面が表示されます。
- [次へ >] をクリックしてバージョンアップを開始します。
- バージョンアップの完了後、エッジリレーサーバ登録ツールを使用してバージョンアップ後のエッジリレーサーバをApex Oneサーバに登録する必要があります。
- エッジリレーサーバ登録ツールを探します。エッジリレーサーバコンピュータの次の場所にあります。
<Apex Oneエッジリレーのインストールディレクトリ>¥OfcEdgeSvc¥ofcedgecfg.exe
- 管理者権限を使用してコマンドラインエディタを開きます。
cmd.exe
を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。 - ディレクトリを
ofcedgecfg.exe
ファイルの場所に切り替えます。 - 次のコマンドを実行します。
ofcedgecfg.exe --cmd reg --server <Apex Oneサーバのアドレス> --port <Apex Oneサーバのポート> --pwd <Apex Oneのrootアカウントのパスワード>
Apex One Webコンソールでバージョンアップ後のエッジリレーサーバの登録が正常に完了したことを確認します ()。 - エッジリレーサーバ登録ツールを探します。エッジリレーサーバコンピュータの次の場所にあります。
- エッジリレーサーバを使用して管理するすべてのセキュリティエージェントがApex Oneサーバに直接接続して最新のエッジリレーサーバ設定を取得できることを確認します。