大規模感染予防サービスを設定することで、相互排他 (ミューテックス) 処理を利用するセキュリティ上の脅威がシステム全体への感染に必要とするリソースをオーバーライドし、これらの脅威を防止できます。大規模感染予防では、既知の不正プログラムに関連するファイルやプロセスに対して相互排他
(ミューテックス) の仕組みを用意し、不正プログラムによるこれらのリソースへのアクセスを阻止します。
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ヒント不正プログラムに対処するソリューションを実装するまでの間は、ミューテックスを使用することをお勧めします。大規模感染発生時に使用する正しいミューテックス名については、サポートにお問い合わせください。
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注意相互排他 (ミューテックス) 処理には不正変更防止サービスが必要で、また32ビットプラットフォームにのみ対応しています。
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手順
- に移動します。
- エージェントツリーで、ルートドメインアイコン (
) をクリックしてすべてのエージェントを含めるか、特定のドメインまたはエージェントを選択します。
- [大規模感染予防の開始] をクリックします。
- [不正プロセス/ファイルに対する相互排他 (ミューテックス) 処理を作成] をクリックします。
- 表示されたテキストフィールドに、防御するミューテックス名を入力します。[+] ボタンと [-] ボタンを使用して、ミューテックス名をリストに追加、またはリストから削除します。
注意
大規模感染予防サービスは、最大6個のミューテックスの脅威に対する相互排他 (ミューテックス) 処理をサポートしています。 - [保存] をクリックします。[大規模感染予防の設定] 画面が再度表示されます。
- [大規模感染予防の開始] をクリックします。選択した大規模感染予防策は、新しいウィンドウに表示されます。