次の留意点について確認してください。

  • 監視ルールの管理:

    [Monitoring Rules] タブにはユーザ指定のルールのみが表示されます。監視ルールが複数のポリシーで共有されている場合、監視ルールのステータス (有効/無効/削除) はポリシーごとに異なります。管理者は、有効化、無効化、または削除する監視ルールをポリシーごとに選択することでポリシーをカスタマイズできます。新しい監視ルールは初期設定で無効になっています。

    Apex Centralでは、監視ルールがEndpoint Sensorポリシーに含まれるEndpoint Sensorサーバでその監視ルールをリモートからのみ制御できます。

    新しいEndpoint Sensorサーバが登録されると、Apex Centralでは、そのEndpoint Sensorサーバがルール配信スケジュールに自動的に組み込まれます。次回の配信スケジュールの実行時、アクティブな監視ルールがすべて、Apex Centralから新規登録サーバにアップロードされます。

  • 監視ルールのアップロード:

    監視ルールをアップロードするには、[ポリシー] > [ポリシー管理] の順にクリックして、[製品][Trend Micro Endpoint Sensor] を選択します。[作成] をクリックして新しいポリシーを作成するか、既存のポリシーをクリックして [ポリシーの作成] または [ポリシーの編集] 画面を表示します。[監視設定] を展開し、[IOCルールをアップロードする] > [ファイルを選択] の順にクリックして、監視ルールの場所に移動します。[開く] をクリックして監視ルールを自動的にアップロードします。アップロードが完了したら、[保存] または [配信] をクリックします。

    注:
    • ルールをアップロードする前に、アップロード先のEndpoint Sensorサーバを指定することをお勧めします。

    • [IOCルールをアップロードする] 機能は、Endpoint Sensorサーバが少なくとも1つApex Centralに登録されている場合にのみ有効になります。

    Apex Centralと、Apex Centralに登録されたEndpoint Sensorサーバの両方に同じ監視ルールをアップロードすると競合が発生することがあります。アップロードした監視ルールを [監視設定] 画面で定期的に追跡することで重複を回避できます。

    監視ルールが重複している場合は、次のメッセージが表示されます。「ファイルをアップロードできません。このファイルはEndpoint Sensorサーバにすでに存在します。Endpoint Sensor管理コンソールでファイルを削除してから、再度実行してください。」

  • 監視ルールのステータスの変更:

    監視ルールのステータスを変更するには、[Toggle Status] をクリックして [Enable] または [Disable] を選択します。その後、このポリシーに対象として指定されているEndpoint Sensorサーバのリモートルールをアップデートします。

    監視ルールのステータスはポリシーごとに異なります。

  • 監視ルールの削除:

    ルールを削除するには、ルールを選択して [Remove] をクリックします。削除したルールのステータスが [remove] に変更されます。[保存] または [配信] をクリックして操作を完了します。

    警告:
    • 削除した監視ルールは、他のすべてのEndpoint Sensorポリシーからも削除されます。

    • 新しいポリシーで同じルールを再度アップロードすると、予約実行時に古いポリシーによってそのルールが再度削除されます。

    問題が解決しない場合は、トレンドマイクロのテクニカルサポートにお問い合わせください。