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Trend Micro Apex Central™は、トレンドマイクロの製品やサービスを1か所から集中管理する機能を提供します。Apex Centralを使用することにより、企業におけるウイルス/不正プログラム対策ポリシーやコンテンツセキュリティポリシーを一貫して実施できます。
次の表は、Trend Micro Apex Centralが使用するコンポーネントについて説明しています。
コンポーネント
説明
Trend Micro Apex Centralサーバ
エージェントから収集したすべてのデータを保存する格納先として機能します。Trend Micro Apex Centralサーバでは次の機能が提供されます。
  • 管理下の製品の設定やログを保存するSQLデータベース
    Trend Micro Apex Centralは、ログ、管理下の製品の情報、ユーザアカウント、ネットワーク環境、通知設定などのデータの保存にMicrosoft SQL Serverデータベース (db_ApexCentral.mdf) を使用します。
  • Trend Micro Apex CentralのWebコンソールをホストするWebサーバ
  • メールメッセージでイベントに関する通知を送信するメールクライアント
    Trend Micro Apex Centralは、個々の受信者または受信者グループにTrend Micro Apex Centralシステム内で発生したイベントに関する通知を送信します。メール、SNMPトラップ、Syslog、または組織が通知の送信に使用する組織内のアプリケーションまたは業界標準のアプリケーションを使用して、イベントに関する通知を送信します。
  • ウイルス対策/コンテンツセキュリティ製品に関するレポートを生成するレポートサーバ
    Trend Micro Apex Centralレポートは、Trend Micro Apex Centralネットワークで発生したセキュリティの脅威およびコンテンツセキュリティ関連イベントのデータをオンラインで収集します。
Trend Micro Management Communication Protocol (MCP)
MCPは、Trend Micro Apex Centralサーバと次世代エージェントをサポートする管理下の製品間の通信を処理します。
MCPは管理下の製品と共にインストールされ、一方向または双方向通信を使用してTrend Micro Apex Centralと通信します。MCPエージェントは、Trend Micro Apex Centralに対して、指示とアップデートをポーリングします。
Webサービスの統合通信
Trend Micro Apex Centralと管理下の製品との通信を可能にするエージェントレスの統合モデル
Webベースの管理コンソール
このコンソールにより、管理者はインターネット接続とWebブラウザを利用して、すべてのコンピュータからTrend Micro Apex Centralを管理できるようになります。
Trend Micro Apex Central管理コンソールは、Microsoft Internet Information Server (IIS) を経由してインターネット上に公開され、Trend Micro Apex Centralサーバのサービスを提供するWebベースのコンソールです。管理者は、対応するWebブラウザがインストールされた任意のコンピュータから、Trend Micro Apex Centralシステムを管理できるようになります。
ウィジェットフレームワーク
管理者はウィジェットフレームワークを使用して、Trend Micro Apex Centralシステムを監視するためにカスタマイズしたダッシュボードを作成できます。
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