一般設定画面では、macOSエージェントの[Scan Methods]と[Monitoring Level]を設定できます。
セキュリティエージェントはセキュリティリスクをスキャンする際に、2つのスキャン方法のいずれかを使用できます。スキャン方法はスマートスキャンと従来型スキャンです。
-
スマートスキャンこのドキュメントでは、スマートスキャンを使用するセキュリティエージェントを
スマートスキャンエージェント
と呼びます。スマートスキャンエージェントでは、ローカル検索と、ファイルレピュテーションサービスが提供するインターネットクエリを使用できます。これは初期設定の検索方法の種類です。 -
従来型スキャンスマートスキャンを使用しないエージェントは、「従来型スキャンエージェント」と呼ばれます。従来型スキャンエージェントでは、エージェントエンドポイント上にすべてのApex One (Mac) コンポーネントが保管され、ローカルのすべてのファイルが検索されます。
監視レベルは、潜在的な脅威の検出時と応答時に適用される、警戒と厳しさの度合いです。センサの感度レベルを上げるほど、検出数やアラート数が増加します。進行中の脅威を調査する際など、感度レベルを上げることで、厳しく監視可能ですが、重要ではないログが大量に生成されてエンドポイントのパフォーマンスに影響する可能性があります。トレンドマイクロでは、監視レベルを
[2 - 中程度] に設定し、エンドポイントへの影響を最小限に抑えながら関連性が高いデータを取得することをお勧めします。監視レベルを高く設定した場合、コンポーネントによっては、使用できないプラットフォームがあります。