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演算子を使用したインジケータ

アップロードされたSTIXファイルに、インジケータを集約するための演算子が使用された条件が含まれている場合は、Trend Micro Apex Centralにより、そのSTIXインジケータが不審なオブジェクトとして抽出され、STIXインジケータの条件で使用された演算子に基づいて自動的に検索処理が設定されます。
Operator
ウイルス検出時の処理
OR
抽出されたオブジェクトに対して、ユーザが定義した検出時の処理を適用します。
AND
抽出されたオブジェクトは、常に ログの 検索処理を適用します。
Trend Micro Apex Centralでは、次のSTIXインジケータの条件をサポートしています。
  • Equals

不審オブジェクトのマッピング

次の表では、抽出されたサポート対象のSTIXインジケータ (ウォッチリスト) とCyboxインジケータ (観測事象) に対応するTrend Micro Apex Centralの不審オブジェクトの種類を示します。
オブジェクトの種類
STIXインジケータ
Cyboxインジケータ
ファイルSHA-1
ファイルハッシュウォッチリスト
  • cyboxCommon:Simple_Hash_Value
    (兄弟要素のcyboxCommon:Type="SHA1"を含む)
URL
URLウォッチリスト
  • URIObject:Value
    (親要素の属性@type="URL"を含む)
ドメイン
ドメインウォッチリスト
  • DomainNameObj:Value
    (親要素の属性@type="FQDN"を含む)
  • URIObject:Value
    (親要素の属性@type="Domain Name"を含む)
  • HostnameObject:Hostname_Value
IPアドレス
IPウォッチリスト
  • AddressObject:Address_Value
    (親要素の属性@category="ipv4-addr"を含む)