Linux上のWorkload Securityでは、Deep Security Agentが使用できるCPUの量を定義できます。
この機能はアプリケーションコントロールが無効の場合にのみ利用可能です。アプリケーションコントロールが有効の場合、エージェントは無制限のCPU使用に強制され、[概要 > 一般]に警告が表示されます。
エージェントによるCPU使用率を定義する前に、Linux OSプロバイダでcgroupsのCPUサポート状況を確認してください。
Workload Securityコンソールを使用して、CPU使用率を次のように設定できます。
- エージェントのCPU使用率制御を有効にするコンピュータを開きます。
- の順にクリックします。
- [CPU使用量制御]で、特定のパーセンテージまたは[無制限]を選択します。[無制限]以外の値に設定すると、検出時のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことに注意してください。
以前のエージェントバージョンとの後方互換性があります (レガシー実装を参照):
CPU使用率範囲
|
CPU使用率ラベル (レガシー)
|
5%~50%
|
極めて低い
|
55% ~ 95%
|
低
|
無制限
|
無制限
|
レガシー実装
Workload SecurityエージェントのCPU使用率制御は、不正プログラム対策とアクティビティ監視が有効になっている以前のバージョンのLinuxエージェントで使用できました。
保護レベルは次の通りでした。
Extremely Low
機能
|
保護の詳細
|
制限事項
|
不正プログラム対策
|
新しく作成および変更されたファイルに対する非同期遅延リアルタイム検索。
|
で、機械学習型検索および挙動監視を有効または無効にすることはできません。 |
アクティビティ監視
|
CPU使用率が10%を超える場合の、環境に基づく最もビジーなイベントのアクティビティログの消失。
|
低
機能
|
保護の詳細
|
制限事項
|
不正プログラム対策
|
実行可能ファイルだけでなく、一定期間内に新しく作成および変更されたファイルもリアルタイムで同期検索します。
|
|
アクティビティ監視
|
CPU使用率が40%を超える場合の、環境に基づく最もビジーなイベントのアクティビティログの消失。
|
Unlimited
機能
|
保護の詳細
|
制限事項
|
不正プログラム対策
|
リアルタイム検索による完全保護 (初期設定)。
|
|
アクティビティ監視
|
最もビジーなイベントのアクティビティログが失われることはありません。
|