ファイアウォール除外テンプレートには、セキュリティエージェントエンドポイントのポート番号またはIPアドレスに基づいてさまざまな種類のネットワークトラフィックを許可またはブロックするよう設定できるポリシーの除外設定が含まれます。ポリシーの除外設定を作成してから、ポリシーの除外設定が適用されるポリシーを編集します。
使用するポリシーの除外設定の種類を決定します。2種類の設定があります。
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制限指定された種類のネットワークトラフィックのみをブロックし、すべてのネットワークトラフィックを許可するポリシーに適用します。制限ポリシー除外の一例は、トロイの木馬がしばしば使用するポートなど、攻撃を受けやすいセキュリティエージェントポートをブロックすることです。
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許可指定された種類のネットワークトラフィックのみを許可し、すべてのネットワークトラフィックをブロックするポリシーに適用します。たとえば、Trend Micro Apex OneサーバおよびWebサーバのみにアクセスするセキュリティエージェントを許可することができます。許可するには、信頼されたポート (Trend Micro Apex Oneサーバとの通信に使用される) およびHTTP通信でセキュリティエージェントが使用するポートからのトラフィックを許可します。セキュリティエージェント待機ポート: > の順に選択します。ポート番号は「基本的な情報」の下にあります。サーバ待機ポート:の順に選択します。ポート番号は「エージェント接続設定」の下にあります。Trend Micro Apex Oneには、一連の初期設定のファイアウォールポリシー除外が搭載されており、変更または削除することができます。
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注意初期設定の除外設定は、すべてのエージェントに適用されます。初期設定の除外設定を特定のエージェントのみに適用したい場合は、除外設定を編集し、そのエージェントのIPアドレスを指定してください。
以前のTrend Micro Apex Oneバージョンからバージョンアップした場合は、LDAP除外設定は使用できません。この除外設定が除外リストにない場合、手動で追加してください。
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