セキュリティエージェントの接続状態は、Trend Micro Apex Oneサーバとセキュリティエージェントとの通信方法によって異なります。次の表に、セキュリティエージェントの各種の接続状態を示します。

エージェントの接続状態

接続状態
説明
オンライン
セキュリティエージェントTrend Micro Apex Oneサーバに接続でき、以下の作業を目的とした双方向通信が可能です。
  • ポリシー設定
  • アップデート
  • 検索コマンド
  • 不審オブジェクトリストの同期
  • サンプル送信
  • ログ送信
オフライン
セキュリティエージェントからTrend Micro Apex Oneサーバまたはエッジリレーサーバへの接続が確立されていません。
スタンドアロン
セキュリティエージェントはサーバに接続できますが、通信に制限があります。スタンドアロンモードでの制限は次のとおりです。
  • セキュリティエージェントはサーバからポリシー設定を受け取りません。
  • セキュリティエージェントはサーバから検索コマンドを開始しません。
  • セキュリティエージェントはサーバにログを送信しません。
Trend Micro Apex Oneサーバへの接続が確立されている場合、コンポーネントのアップデートを許可またはブロックする権限をスタンドアロンモードのエージェントに設定できます。
エンドユーザは、スタンドアロンモードのエージェントで検索やアップデートを手動で開始できます。
オフプレミス
セキュリティエージェントは企業のネットワーク外にあり、Trend Micro Apex Oneサーバに直接接続することはできません。ただし、エッジリレーサーバに接続して以下の作業を実行することができます。
  • 不審オブジェクトリストの同期
  • サンプル送信
  • ログ送信