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セキュリティエージェントを従来型スキャンからスマートスキャンに切り替える場合は、Apex OneサーバでSmart Protectionサービスが設定済みであることを確認してください。詳細については、Apex Oneのドキュメントを参照してください。

次の表は、セキュリティエージェントをスマートスキャンに切り替える場合のその他の注意点を示しています。

表 1. スマートスキャンに切り替える場合の注意点

注意点

詳細

製品ライセンス

スマートスキャンを使用する場合は、Apex Oneサーバで次のサービスのライセンスを有効にしてあることと、そのライセンスの有効期限が過ぎていないことを確認してください。

  • ウイルス対策

  • Webレピュテーションおよびスパイウェア対策

Apex One (Mac) サーバ

セキュリティエージェントがApex One (Mac) サーバに接続できることを確認します。スマートスキャンに切り替えるように通知されるのはオンラインのセキュリティエージェントだけです。オフラインのセキュリティエージェントはオンラインになったときに通知されます。スタンドアロンのセキュリティエージェントは、オンラインになったとき、またはセキュリティエージェントに予約アップデート権限がある場合は予約アップデートが実行されたときに通知されます。

切り替えるセキュリティエージェントの数

一度に切り替えるセキュリティエージェントの数を少なくすることで、Apex One (Mac) サーバのリソースを効率よく使用できます。セキュリティエージェントが検索方法を変更している間も、Apex One (Mac) サーバはその他の重要なタスクを実行できます。

タイミング

初めてスマートスキャンに切り替えるときは、セキュリティエージェントはApex One (Mac) サーバからMacヒューリスティックパターンファイルとスマートスキャンエージェントパターンファイルの完全版をダウンロードする必要があります。スマートスキャンパターンファイルはスマートスキャンエージェントのみが使用します。

ダウンロード処理を短時間で完了できるよう、ピーク時間を避けて切り替えを実施することを検討してください。また、サーバからのセキュリティエージェントのアップデートが1件も予定されていないタイミングを推奨します。

エージェントツリーの設定

検索方法は、ルート、グループ、または個々のエージェントレベルで設定できます。スマートスキャンに切り替えるときには、次の操作を実行できます。

  • 新しいグループを作成し、検索方法としてスマートスキャンを割り当てる。このグループに追加するすべてのセキュリティエージェントでスマートスキャンが使用されます。セキュリティエージェントを移動するときは、設定の [新しいグループの設定を選択したエージェントに適用する] を有効にしてください。

  • グループを選択し、スマートスキャンを使用するように設定する。このグループに属している従来型スキャンエージェントは、スマートスキャンに切り替わります。

  • グループから1つまたは複数の従来型スキャンエージェントを選択し、スマートスキャンに切り替える。

注:

グループの検索方法に変更を加えると、個々のセキュリティエージェントに設定してある検索方法がオーバーライドされます。

IPv6のサポート

スマートスキャンエージェントは、Smart Protectionソースに検索クエリを送信します。

IPv6シングルスタックスマートスキャンエージェントは、次のようなIPv4シングルスタックソースにクエリを直接送信することはできません。

  • Smart Protection Server 3.0 (統合またはスタンドアロン)

  • Trend Micro Smart Protection Network

同様に、IPv4シングルスタックスマートスキャンエージェントは、IPv6シングルスタックSmart Protection Serverにクエリを送信できません。

スマートスキャンエージェントがソースに接続するためには、IPアドレスを変換できるデュアルスタックプロキシサーバ (DeleGateなど) が必要です。
親トピック: 検索方法の種類