リモートセットアップツール (SLrst) 親トピック

リモートセットアップツールを使用して、コマンドラインからSafe Lockエージェントプログラムのサイレントインストール、Patchの適用、およびアンインストールを実行できます。
SLrst.exeは対象コンピュータに対する操作をリモートで実行しますが、対象コンピュータはSafe Lock Intelligent Managerサーバに直接アクセスします。
Safe Lock Intelligent Managerでは、初期設定で次の場所にSLrst.exeファイルが保存されます。
C:¥Program Files¥Trend Micro¥Safe Lock Intelligent Manager¥CmdTools¥RemoteAgentSetupTool¥
リモートセットアップツールでは、すべてのコマンドラインの機能で次の構文を使用します。
SLrst <targets CSV file> <parameter>
コマンドプロンプトで「SLrst」と入力して <Enter> キーを押すと、リモートセットアップツールの構文例が表示されます。
重要
重要
SLrstをコマンドラインで使用できるのは、Windowsの管理者権限を持つSafe Lock Intelligent Managerの管理者のみです。
ヒント
ヒント
必要に応じて、SLrst.exeを含むRemoteAgentSetupToolフォルダ全体をProgram Filesフォルダから別の場所にコピーしてプログラムを実行します。SLrst.exeがSafe Lockの許可リストに追加されているかアプリケーション制御が無効であり、さらにSafe Lock Intelligent Managerサーバにアクセス可能であれば、SLrst.exeは、.NET Framework 2.0または3.5がインストールされたネットワーク内の任意のコンピュータ上のRemoteAgentSetupToolフォルダ内から実行できるように設計されています。
次の表は、SLrstプログラムで使用できる機能のリストを示しています。

SLrstリモートエージェントセットアップパラメータ

パラメータ
機能
--install
Safe Lockエージェントをコンピュータに配信してインストールします。
リモートインストールの考慮事項を参照してください。
--patch
Safe LockエージェントにPatchを適用します。
--reboot
エージェントを再起動します (Safe Lockエージェントを再インストールする場合に必要です)。
詳細については、エージェントをリモートで再起動するを参照してください。
注意
注意
reboot機能は、Windows 2000プラットフォームを実行するシステムでは互換性がありません。Windows 2000プラットフォームを実行するエージェントでSafe Lockエージェントを再インストールする場合は、エージェントを手動で再起動します。
--uninstall
Safe Lockエージェントをエージェントからアンインストールします。
詳細については、エージェントをリモートでアンインストールするを参照してください。