Control Managerを設定する 親トピック

Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager) を使用してInterScan MSSを管理するには、InterScan MSSサーバのControl Manager/MCPエージェントを有効にし、Control Managerサーバを設定します。Control ManagerサーバとInterScan MSSの間にプロキシサーバが配置されている場合は、プロキシを設定してください。Control ManagerサーバとInterScan MSSの間にファイアウォールが配置されている場合は、ポート転送がファイアウォールのポート転送機能と連携するように設定してください。
注意
注意
Control Managerの詳細については、Control Managerのドキュメントを参照してください。

手順

  1. [管理][InterScan MSSの設定][接続] の順に選択します。
    初期設定では [コンポーネント] タブが表示されます。
  2. [Control Managerサーバ] タブをクリックします。
  3. [Control Managerサーバの設定] で、次のパラメータを指定します。
    オプション 説明
    MCPエージェントを有効にする
    チェックボックスをオンにしてエージェントを有効にします。
    サーバ
    Control ManagerのIPアドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定します。
    通信プロトコル
    HTTPまたはHTTPSを選択し、対応するポート番号を指定します。HTTPアクセス用の初期設定ポート番号は80であり、HTTPS用の初期設定ポート番号は443です。
    Webサーバ認証
    Control Manager Webサーバにアクセスするためのアクセスアカウント情報を指定します。
  4. [プロキシ設定] で、次のパラメータを指定します。
    オプション 説明
    プロキシを有効にする
    チェックボックスをオンにしてプロキシサーバを有効にします。
    プロキシのタイプ
    プロキシサーバが使用するプロトコルとして [HTTP][SOCKS4]、または [SOCKS5] を選択します。
    プロキシサーバ
    プロキシサーバの完全修飾ドメイン名またはIPアドレス、ポート番号、およびユーザ名とパスワードを指定します。
    ポート
    プロキシサーバのポートを指定します。
    ユーザ名
    プロキシサーバにアクセスするユーザ名を指定します。
    パスワード
    ユーザ名のパスワードを指定します。
  5. [不審オブジェクトリストの設定] で、次の操作を行います。
    • InterScan MSSで不審ファイルを検出する場合は、[不審ファイルリスト] チェックボックスをオンにして、Control Managerから不審ファイルリストを同期する間隔を指定します。初期設定の同期間隔は5分、最小間隔は1分です。
    • InterScan MSSで不審URLを検出する場合は、[不審URLリスト] チェックボックスをオンにします。
      注意
      注意
      Smart Protection Serverを介して利用可能なWebレピュテーションサービスに基づいて不審URLを検出します。WebレピュテーションとSmart Protection Serverが正しく設定されていることを確認してください。
  6. [保存] をクリックします。
    設定ウィザードを使用している場合は、[次へ] をクリックします。
    エージェントを有効にした場合、しばらくするとエージェントがControl Managerサーバに登録されます。エージェントを無効にした場合、InterScan MSSがただちにControl Managerサーバからログオフします。登録状況の変更については、Control Manager管理コンソールで確認してください。
    注意
    注意
    また、Control Managerのバージョンが6.0 Service Pack 3 Patch 3 HotFix 3611以上であり、Smart Protection Serverのバージョンが3.0 Patch 1以上であることを確認してください。