セキュリティエージェントの配信オプション

ビジネスセキュリティサービスでは、いくつかの方法でセキュリティエージェントを配信できます。環境に最適な配信方法は、現行の管理方法と、エンドユーザに割り当て済みのアカウント権限に基づいて決めます。

OS

 

Windows

  • 単一のサイトに配信する場合は、ログオンスクリプトのセットアップによる配信を選択できます。セキュリティエージェントはバックグラウンドで配信され、エンドユーザがインストールプロセスに気付くことはありません。

  • 組織内でITポリシーが厳格に施行されている場合は、ログオンスクリプトウィザードを使用することをお勧めします。ログオンスクリプトウィザードによる方法では、エンドユーザに管理権限を付与する必要がありません。代わりに、インストールプログラム自体に、管理アカウントに対するパスワードを設定します。エンドユーザの権限を変更する必要はありません。

  • 組織内でITポリシーがそれほど厳格に施行されていない場合は、セキュリティエージェントのダウンロードを利用して、セキュリティエージェント/プロファイルをインストールすることをお勧めします。管理者はメールメッセージを送信し、ユーザにダウンロードサイトにアクセスしてセキュリティエージェントをインストールするように指示します。ただし、この方法では、エンドユーザに、セキュリティエージェントをインストールするための管理者権限が必要になります。

Mac

環境にMacも含まれる組織の場合は、メールのリンクを使用したセキュリティエージェントのインストールをお勧めします。管理者はメールメッセージを送信し、ユーザにダウンロードサイトにアクセスしてセキュリティエージェントをインストールするように指示します。ただし、この方法では、エンドユーザに、セキュリティエージェントをインストールするための管理者権限が必要になります。

注:

ダウンロードされたパッケージは個々のコンピュータ専用です。同じパッケージを他のMacで使用することはできません。

Android

環境にAndroidデバイスも含まれる組織の場合は、ビジネスセキュリティサービスを使用したセキュリティエージェントのインストールをお勧めします。ユーザはビジネスセキュリティサービスからセキュリティエージェントをダウンロードし、管理者から受け取った認証コードを使用してデバイスを登録してセキュリティエージェントをアクティベートします。

インストール方法の詳細については、セキュリティエージェントのインストール方法を参照してください。

iOS

iOSデバイスにセキュリティプロファイルを配信する前に、管理者は最初に有効なAPNs (Apple Push Notification service) 証明書を作成する必要があります。証明書の詳細については、[管理] > [モバイルデバイス登録設定] を参照してください。