検索中に、トレンドマイクロの検索エンジンは、ウイルスパターンファイルと連携し、パターンマッチングというプロセスを使用して検出の第1レベルを実行します。各ウイルスには一意の「シグネチャ」、つまり他のコードと区別できる特性を表す文字列が含まれているので、TrendLabsのウイルス専門家は、このコードの実行機能を持たない断片をパターンファイルに取り込みます。検索エンジンは、各検索対象ファイルの特定領域をウイルスパターンファイルのパターンと比較し、一致するものを探します。
検索エンジンは、ウイルスなどの不正プログラムを含むファイルを検出すると、駆除、隔離、削除、テキスト/ファイルでの置換などの処理を実行します。これらの処理は、検索作業の設定時にカスタマイズできます。
ビジネスセキュリティサービスは、インターネット上の脅威からエンドポイントを保護するために次の種類の検索を備えています。
検索の種類 |
説明 |
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リアルタイム検索 |
Windows、Mac、Android で利用できる、継続して実行される検索です WindowsとMacでは、リアルタイム検索は、ファイルが開かれたり、受信、ダウンロード、コピー、変更されたりするたびに、ファイルを検索し、脅威が含まれていないかどうかを確認します。Androidモバイルデバイスでは、リアルタイム検索はアプリのインストール時にアプリを検索します。 |
手動検索 |
注:
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予約検索 |
手動検索と似ていますが、WindowsとMacで、設定した時刻と頻度で指定したファイルを検索します。予約検索を使用することで、エンドポイントでの日常の検索を自動化し、脅威管理の効率を高めることができます。 |