セキュリティエージェントは、最新のセキュリティリスクからエンドポイントを保護するために、コンポーネントのアップデートを定期的に自動で受け取ります。初期設定では、自動アップデートは1時間ごとに実行されます。ビジネスセキュリティサービスでは、ネットワーク帯域幅を節約してアップデートを効率的に行う方法を提供しています。セキュリティエージェントは、トレンドマイクロのアップデートサーバに新しいコンポーネントを見つけると、同じネットワークにあるいずれかのセキュリティエージェントがすでにアップデートされていないかどうかを確認し、それに応じて次のいずれかの処理を行います。
状況 |
アップデート処理 |
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同じネットワークにある少なくとも1つのセキュリティエージェントがすでに最新のコンポーネントにアップデートされている |
他のセキュリティエージェントから最新のコンポーネントをダウンロードします。 |
いずれのセキュリティエージェントも最新のコンポーネントにアップデートされていない |
トレンドマイクロのアップデートサーバから最新のアップデートをダウンロードします。 |
このアップデート方法は、Windowsセキュリティエージェントにのみ適用されます。それ以外のOSを実行しているセキュリティエージェントは、アップデートをトレンドマイクロのアップデートサーバから直接受け取ります。
他のセキュリティエージェントにローカルエリアネットワーク (LAN) で接続していないセキュリティエージェントは、代わりにトレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートを受け取ります。
コンポーネントのアップデートについてトレンドマイクロの推奨設定を使用することにより、中小企業のビジネス環境が適切に保護されます。必要に応じて、グループ内のすべてのエンドポイントにいつでも手動アップデートを実行できます。
詳細については、手動アップデートを参照してください。