用語集では、このマニュアルで使用されている重要な用語と概念について説明します。セキュリティ上の脅威の詳細については、次のWebページを参照してください。
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/
Trend Micro Smart Protection Networkによる保護方法の詳細については、次のWebページを参照してください。
http://www.trendmicro.co.jp/spn/
用語 |
説明 |
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アクティベーションコード |
脅威の検索と製品のアップデートを有効にするために必要な数値コードです。製品のアクティベートは、インストール中、またはインストール後いつでも実行できます。アクティベーションコードをお持ちでない場合は、製品に付属のレジストレーションキーを使用して、トレンドマイクロのWebサイトで登録し、アクティベーションコードを取得してください。 |
トレンドマイクロのアップデートサーバ |
アップデート実行時には、トレンドマイクロのアップデートサーバに接続され、アップデートサーバから、ウイルスパターンファイル、検索エンジン、プログラムファイルなどの最新コンポーネントをダウンロードできます。アップデートは、多くのトレンドマイクロ製品に共通の機能です。 |
管理者 |
ビジネスセキュリティサービスネットワークの設定および監視を行うユーザです。 |
セキュリティエージェント |
クライアント上で実行されるビジネスセキュリティサービスプログラムです。 |
駆除 |
ファイルまたはメッセージからウイルスコードを削除することです。 |
クリーンナップ |
クリーンナップは、トロイの木馬、ワーム、およびスパイウェア/グレーウェアによってインストールされたアプリケーションやプロセスを検出し、削除します。また変更されたファイルも修復します。 |
クライアント |
クライアントは、セキュリティエージェントがインストールされているWindowsコンピュータ、Mac、およびAndroidデバイスです。 |
設定 |
たとえばウイルスに感染したメールメッセージを隔離するかそれとも削除するかを選択するなど、トレンドマイクロ製品が機能する方法を指定するオプションを選択します。 |
従来型スキャン |
クライアント上のローカル検索エンジンで、クライアントを検索することです。 |
エンドユーザ使用許諾契約書 (EULA) |
エンドユーザ使用許諾契約書 (EULA) は、ソフトウェア発行元とソフトウェアユーザ間の法的な契約書です。この契約書では通常、ユーザ側における制限事項の概要が示されます。ユーザは「同意します」をクリックしないことで、契約の同意を拒否できます。フリーソフトなどでは、インストール時に表示されるエンドユーザ使用許諾契約書で不用意に「同意します」をクリックすると、スパイウェアやグレーウェアが気付かぬうちにデバイスにインストールされてしまう場合があります。 |
誤検出 |
誤検出とは、フィルタソフトウェアがWebサイト、URL、または「感染した」ファイルを、不要なタイプと誤って判断することです。たとえば社員同士の正規のメールは、仕事検索フィルタが「resume」(再開) と「résumé」(履歴書) を区別できないと、それをスパムメールとして検出してしまうことがあります。 |
最新ステータス |
Webコンソールのメインの画面またはダッシュボードのことです。最新ステータスを表示すると、大規模感染予防、ウイルス対策、スパイウェア対策、およびネットワークウイルスのセキュリティステータスを一目で確認できます。 |
不正プログラム |
不正プログラムは、予期しない処理や許可されていない処理を実行するプログラムです。これは、ウイルス、トロイの木馬、ワームなどを指す一般的な用語です。不正プログラムは種類によっては、自己複製する不正コードと自己複製しない不正コードが含まれる場合と、含まれない場合があります。 |
パターンマッチング |
各ウイルスには一意の「シグネチャ」、つまり他のコードと区別できる特性を表す文字列が含まれているので、トレンドマイクロのウイルス専門家は、この文字列から実行機能を持たない断片を取り出してパターンファイルに取り込みます。検索エンジンは、各検索対象ファイルの特定領域をウイルスパターンファイルのパターンと比較し、一致するものを探します。一致が見つかった場合、ウイルスが検出され、管理者にメールで通知が送信されます。 |
権限 (エージェントの権限) |
セキュリティエージェントの権限は、管理者がWebコンソールから設定します。エンドユーザは、許可された権限に応じてクライアントを検索するようにセキュリティエージェントを設定できます。組織全体で一貫したウイルス対策ポリシーを実施するには、エージェントの権限を使用します。 |
レジストレーションキー |
トレンドマイクロに登録してアクティベーションコードを取得するために必要な数値コードです。 |
スキャンサーバ |
クライアントの検索を支援するサーバです。これにより、クライアントでは検索プロセス全体をクライアント自体で実行する必要がなくなります。 |
スマートスキャン |
スキャンサーバがクライアントの検索を支援します。 |
ウイルス解析サポートセンター「TrendLabs」 |
TrendLabsは、トレンドマイクロが誇る、ウイルス対策研究および製品サポートセンターのグローバルネットワークです。このセンターでは、世界中のトレンドマイクロのお客さまに対して、年中無休でサービスを提供しています。 |
実際のファイルの種類 |
ファイル名を変更して実際のファイルの種類を偽装することができます。トレンドマイクロの推奨設定を指定すると、セキュリティエージェントは、ファイルヘッダを開いて内部に登録されたデータタイプを確認することで、実際のファイルの種類を確認します。 |
ウイルスパターンファイル |
トレンドマイクロの検索エンジンは、ウイルスパターンファイルと呼ばれるデータファイルを使用します。検索エンジンは、ウイルスパターンファイルと連携し、パターンマッチングというプロセスを使用して検出の第1レベルを実行し、ウイルスやその他のインターネットの脅威を特定します。新しいウイルスパターンファイルは1週間に数回作成されてリリースされます。特に脅威が発見されたときはいつでもリリースされます。 |
Webコンソール |
Webコンソールは、集中管理を行うためのWebベースのコンソールです。Webコンソールを使用して、すべてのデバイスを保護するセキュリティエージェントの設定を行います。 |
ビジネスセキュリティサービスサーバ |
ビジネスセキュリティサービスサーバは、クライアントにインストールされているセキュリティエージェントと通信します。ビジネスセキュリティサービスサーバはWebコンソールもホストします。このWebコンソールは、ビジネスセキュリティサービス全体を集中管理するWebベースのコンソールです。これは、トレンドマイクロのデータセンターでホストされています。 |