グループ

ビジネスセキュリティのグループとは、同じ設定を共有し、同じタスクを実行するビジネスセキュリティクライアントの集まりです。[セキュリティ設定] 画面でビジネスセキュリティクライアントをグループに編成すると、複数のビジネスセキュリティクライアントを同時に設定および管理できます。

セキュリティ設定のグループツリーとビジネスセキュリティクライアントのリスト

図 1. グループ内のビジネスセキュリティクライアントを表示する [セキュリティ設定] 画面

[セキュリティ設定] 画面で、グループは左側のセキュリティ設定のグループツリーの下に表示されます。管理を容易にするため、社内の部門または役割を表すグループを作成します。または、特別なグループを作成することもできます。たとえば、感染する危険性の高いビジネスセキュリティクライアントを含むグループを作成し、より厳密なセキュリティポリシーと設定を適用できます。

グループをクリックすると、そのグループに属するビジネスセキュリティクライアントが、右側のビジネスセキュリティクライアントのリストに表示されます。

ビジネスセキュリティクライアントのリストの列

ビジネスセキュリティクライアントのリストの列は、各ビジネスセキュリティクライアントの次の情報を示しています。

ヒント:

ビジネスセキュリティクライアントのリストの赤い影付きのセルには、注意する必要のある情報が含まれています。

表示される情報

ビジネスセキュリティクライアントの場合

名前

ビジネスセキュリティクライアントがインストールされているクライアントのホスト名

IPアドレス

ビジネスセキュリティクライアントがインストールされているクライアントのIPアドレス

スマートスキャンサービス

注:

この列は検索方法がスマートスキャンの場合にのみ表示されます。

  • 接続されました: ビジネスセキュリティクライアントはスマートスキャンサービスに接続されています

  • 切断されました: ビジネスセキュリティクライアントはスマートスキャンサービスから切断されています

    注:

    スマートスキャンサービスは、ビジネスセキュリティサーバでホストされています。ビジネスセキュリティクライアントが切断されている場合は、ビジネスセキュリティサーバに接続できない、またはスマートスキャンサービスが機能していない (たとえば、サービスが停止されている) ことを意味しています。

オンライン/オフライン

  • オンライン: ビジネスセキュリティクライアントはビジネスセキュリティサーバに接続されています

  • オフライン: ビジネスセキュリティクライアントはビジネスセキュリティサーバに接続されていません

予約検索

前回の予約検索の日付と時刻

手動検索

前回の手動検索の日付と時刻

プラットフォーム

ビジネスセキュリティクライアントがインストールされているクライアントのOS

アーキテクチャ

  • x64:64ビットOS

  • x86:32ビットOS

検索方法

  • スマート: ローカル検索およびクラウド型クエリ

  • 従来型: ローカルの検索のみ

詳細については、検索方法を参照してください。

ウイルスエンジン

ウイルス検索エンジンのバージョン

スマートスキャンエージェントパターン

注:

この列は検索方法がスマートスキャンの場合にのみ表示されます。

スマートスキャンエージェントパターンのバージョン

ウイルスパターンファイル

注:

この列は検索方法が従来型スキャンの場合にのみ表示されます。

ウイルスパターンファイルのバージョン

検出されたウイルス

検出されたウイルス/不正プログラムの数

検出されたスパイウェア

検出されたスパイウェア/グレーウェアの数

クライアントのバージョン

ビジネスセキュリティクライアントのバージョン

POP3検索

  • 有効

  • 無効

違反のあったURL

禁止されたURLへのアクセス数

検出されたスパムメール

スパムメールメッセージの数

グループとビジネスセキュリティクライアントのタスク

1つのグループまたは1つ以上のビジネスセキュリティクライアントでタスクを実行します。

タスクは次の2つの手順で実行します。

  1. 対象を選択します。

  2. タスクのボタンをクリックします。

次の表は、実行できるタスクを示しています。

タスク

対象

説明

設定

1つのビジネスセキュリティクライアントグループ (デスクトップまたはサーバ)

選択したグループに属するすべてのビジネスセキュリティクライアントを対象に、次の基本的なセキュリティ設定を指定します。

設定の複製

1つのビジネスセキュリティクライアントグループ (デスクトップまたはサーバ)

選択したグループの設定が、同じタイプ (デスクトップグループまたはサーバグループ) の別のグループによって適用されます。

詳細については、設定を複製するを参照してください。

インポート

1つのビジネスセキュリティクライアントグループ (デスクトップまたはサーバ)

選択したインポート先グループにインポート元グループの設定をインポートします。

インポートする前に、インポート元グループの設定がファイルにエクスポートされていることを確認してください。

詳細については、ビジネスセキュリティクライアントグループの設定をインポートおよびエクスポートするを参照してください。

エクスポート

1つのビジネスセキュリティクライアントグループ (デスクトップまたはサーバ)

選択した対象グループの設定をファイルにエクスポートします。

このタスクは、設定をバックアップしたり、別のグループに設定をインポートしたりするために実行します。

詳細については、ビジネスセキュリティクライアントグループの設定をインポートおよびエクスポートするを参照してください。

グループの追加

セキュリティ設定のグループツリー ()

新しいビジネスセキュリティクライアントグループ (デスクトップまたはサーバグループ) を追加します。

詳細については、グループの追加を参照してください。

コンピュータの追加

セキュリティ設定のグループツリー ()

次のインストールを実行します。

  • ビジネスセキュリティクライアントをクライアントへ (デスクトップまたはサーバ)

詳細については、ビジネスセキュリティクライアントをグループに追加するを参照してください。

グループ/クライアントの削除

1つのビジネスセキュリティクライアントグループ (デスクトップまたはサーバ)

選択したグループをセキュリティ設定のグループツリーから削除します。

グループにビジネスセキュリティクライアントが含まれていないことを確認してください。含まれている場合、グループは削除できません。

詳細については、ビジネスセキュリティクライアントを削除するを参照してください。

1つのグループに属する1つ以上のビジネスセキュリティクライアント

次の2つのオプションがあります。

  • 選択したビジネスセキュリティクライアントを所属グループから削除します。

  • 選択したビジネスセキュリティクライアントをクライアントからアンインストールして、所属グループから削除します。

詳細については、ビジネスセキュリティクライアントを削除するを参照してください。

クライアントの移動

1つのグループに属する1つ以上のビジネスセキュリティクライアント

選択したビジネスセキュリティクライアントを別のグループまたは別のビジネスセキュリティサーバに移動します。

詳細については、ビジネスセキュリティクライアントを移動するを参照してください。

カウンタのリセット

セキュリティ設定のグループツリー ()

すべてのビジネスセキュリティクライアントの脅威カウント数をゼロにリセットします。具体的には、ビジネスセキュリティクライアントのリストの次の列の値がリセットされます。

  • 検出されたウイルス

  • 検出されたスパイウェア

  • 検出されたスパムメール

  • 違反のあったURL

これらの列の詳細については、#GUID-1D3C22AD-5046-4AAD-96A3-A474E477D434/GROUPTREEを参照してください。