[グローバル設定] 画面の [システム] セクションには、オフラインのビジネスセキュリティクライアントの自動削除、ビジネスセキュリティクライアントの接続ステータスの確認、および隔離フォルダの保守に関するオプションがあります。
設定 |
説明 |
---|---|
オフラインのビジネスセキュリティクライアントの削除 |
ビジネスセキュリティクライアントをクライアントから削除するためにアンインストールプログラムを実行すると、ビジネスセキュリティサーバへの通知が自動的に送信されます。ビジネスセキュリティサーバがこの通知を受け取ると、クライアントが存在しなくなったことを示すために、セキュリティ設定のグループツリーからクライアントのアイコンが削除されます。 ただし、ビジネスセキュリティクライアントが別の方法 (ハードディスクの再フォーマット、クライアントファイルの手動削除など) で削除された場合は、削除されたことをビジネスセキュリティサーバが認識しないため、ビジネスセキュリティクライアントのステータスはオフラインと表示されます。ユーザがビジネスセキュリティクライアントを長期間終了または無効化した場合も、サーバにはビジネスセキュリティクライアントがオフライン状態として表示されます。 セキュリティ設定のグループツリーにアクティブなクライアントだけを表示するには、オフラインのビジネスセキュリティクライアントをセキュリティ設定のグループツリーから自動的に削除するようにビジネスセキュリティサーバを設定します。
|
クライアントの接続状態の確認 |
ビジネスセキュリティでは、クライアントの接続ステータスはセキュリティ設定のグループツリーの「オンライン/オフライン」項目に表示されます。ただし、何らかの条件によって、セキュリティ設定のグループツリーで表示されているステータスと、ビジネスセキュリティクライアントの接続状態が異なる場合があります。たとえば、クライアントのネットワークケーブルが誤って抜かれた場合、ビジネスセキュリティクライアントはオフラインであることをビジネスセキュリティサーバに通知できません。このため、セキュリティ設定のグループツリーではこのビジネスセキュリティクライアントはオンラインとして表示されます。 ビジネスセキュリティクライアントとサーバの接続状態は手動で確認するか、確認のスケジュールを管理コンソールで設定できます。 注:
接続状態の確認では、特定のグループまたはビジネスセキュリティクライアントの選択はできません。ビジネスセキュリティサーバに登録されたすべてのビジネスセキュリティクライアントとの接続状態が確認されます。
|
隔離フォルダ設定 |
初期設定では、ビジネスセキュリティクライアントは隔離された感染ファイルをビジネスセキュリティサーバの次のディレクトリに送信します。 <ビジネスセキュリティサーバのインストールフォルダ>\PCCSRV\Virus ディレクトリを変更する必要がある場合は (ディスク容量が足りない場合など)、[隔離ディレクトリ設定] フィールドに「D:\Quarantined Files」などの絶対パスを入力します。この場合、[セキュリティ設定] > {グループ} > [設定] > [隔離設定] で同じ変更を適用するようにしてください。そうしないと、ビジネスセキュリティクライアントは<ビジネスセキュリティサーバのインストールフォルダ>\PCCSRV\Virusにファイルを送信し続けます。 また、次の管理設定も実行してください。
ビジネスセキュリティクライアントからビジネスセキュリティサーバに隔離されたファイルを送信しないようにするには、[セキュリティ設定] > [設定] > [隔離設定] で新しいディレクトリを設定し、すべての管理設定を無視します。手順については、隔離ディレクトリを参照してください。 |
ビジネスセキュリティクライアントのインストール |
ビジネスセキュリティクライアントのインストールディレクトリ ―インストール時に、ビジネスセキュリティクライアントのインストールディレクトリを入力するよう指示されます。これは、セットアップで各ビジネスセキュリティクライアントがインストールされる場所です。 必要に応じて、絶対パスを入力してディレクトリを変更します。今後インストールするビジネスセキュリティクライアントのみがこのディレクトリにインストールされます。既存のビジネスセキュリティクライアントは現在のディレクトリに保持されます。 次の変数のいずれかを使用して、インストールパスを設定します。
|