IPv6 シングルスタッククライアントの制限事項

次の表は、IPv6アドレスのみ指定されているビジネスセキュリティクライアントの制限事項を示しています。

表 1. IPv6 シングルスタッククライアントの制限事項

項目

制限事項

上位ビジネスセキュリティサーバ

IPv6シングルスタッククライアントは、IPv4シングルスタックのビジネスセキュリティサーバでは管理できません。

アップデート

IPv6 シングルスタッククライアントは、IPv4シングルスタックの次のアップデート元からはアップデートできません。

  • トレンドマイクロのアップデートサーバ

  • IPv4シングルスタックのビジネスセキュリティサーバ

  • IPv4シングルスタックのアップデートエージェント

  • IPv4シングルスタックの代替のアップデート元

検索クエリおよびスマートフィードバック

IPv6シングルスタックのビジネスセキュリティクライアントはTrend Micro Smart Protection Networkにクエリを送信できないので、スマートフィードバックは使用できません。

プラグインソリューション

IPv6をサポートするプラグインソリューションがないため、IPv6シングルスタッククライアントにはプラグインソリューションをインストールできません。

プロキシ接続

IPv6シングルスタックビジネスセキュリティクライアントは、IPv4シングルスタックのプロキシサーバを介して接続できません。

これらの制限事項の多くは、IPv4アドレスとIPv6アドレスを変換できるDeleGateなどのデュアルスタックプロキシサーバを設定することで回避できます。プロキシサーバは、ビジネスセキュリティクライアントと接続先との間に設置します。