ファイルレピュテーションサービスでは、大規模なクラウド型データベースを照合して、各ファイルの評価情報が確認されます。不正プログラムに関する情報がクラウドに保存されるため、すべてのユーザが即座に利用できます。高性能のコンテンツ配信ネットワークおよび社内ネットワーク内のスキャンサーバによって、確認プロセス時の遅延が最小限に抑えられます。このクラウドクライアントアーキテクチャによって、より迅速な保護が実現され、クライアント全体のフットプリントが大幅に軽減されるとともにパターンファイル配信の負担が取り除かれます。
ビジネスセキュリティクライアントでファイルレピュテーションサービスを使用する場合は、スマートスキャンモードにする必要があります。このドキュメントでは、このようなビジネスセキュリティクライアントをスマートスキャンエージェントと呼んでいます。スマートスキャンモードでないビジネスセキュリティクライアントは、ファイルレピュテーションサービスを使用せず、従来型スキャンエージェントと呼ばれます。ビジネスセキュリティの管理者は、すべてまたはいくつかのビジネスセキュリティクライアントをスマートスキャンモードに設定できます。