ログオンスクリプトウィザードを使用すると、ウイルス対策が実施されていないクライアントがネットワークにログオンした際、そのクライアントにビジネスセキュリティクライアントを自動的にインストールできます。ログオンスクリプトウィザードを実行すると、サーバのログオンスクリプトにAutoPcc.exeというプログラムが追加されます。
AutoPcc.exeは、ウイルス対策が実施されていないクライアントにビジネスセキュリティクライアントをインストールし、プログラムファイルとコンポーネントをアップデートします。ログオンスクリプトのAutoPccを使用するには、クライアントはドメインに属している必要があります。
既存のログオンスクリプトがある場合は、ログオンスクリプトウィザードにより、AutoPcc.exeを実行するコマンドが追加されます。それ以外の場合は、AutoPcc.exeを実行するコマンドを含むofcscan.batというバッチファイルが作成されます。
ログオンスクリプトウィザードでは、スクリプトの末尾に次のものが追加されます。
\\<サーバ名>\ofcscan\autopcc
説明:
<サーバ名>は、ビジネスセキュリティサーバコンピュータの名前またはIPアドレスです。
"ofcscanは、ビジネスセキュリティサーバの共有フォルダ名です。
"autopccは、ビジネスセキュリティクライアントをインストールするautopcc実行可能ファイルへのリンクです。
Windows Serverのすべてのバージョンで、ログオンスクリプトは次の場所にあります (ネットログオンの共有フォルダ経由)。
\\Windows server\system drive\windir\sysvol\domain\scripts\ofcscan.bat
ログオンスクリプトウィザードが起動します。コンソールには、ネットワーク上のすべてのドメインを示すツリーが表示されます。
ログオンスクリプトウィザードで、ユーザ名とパスワードの入力が求められます。
[ユーザの選択] 画面が表示されます。[ユーザ] リストには、このサーバにログオンするユーザのプロファイルが表示されます。[選択したユーザ] リストには、ログオンスクリプトを変更するユーザのプロファイルが表示されます。
サーバのログオンスクリプトが正常に変更されたことを知らせるメッセージが表示されます。
ログオンスクリプトウィザードが最初の画面に戻ります。