最新ステータス

ネットワーク全体に対するセキュリティの脅威を表示するには、[最新ステータス] 画面を使用します。

[最新ステータス] 画面に表示される情報の更新間隔は、セクションごとに異なります。画面の情報を手動 で更新するには、[表示更新] ボタンをクリックします。



アイコンについて

処理が必要な場合は、警告のアイコンが表示されます。セクションを展開すると、詳細情報が表示されます。表の中の項目をクリックして、詳細情報を表示することもできます。特定のクライアントに関する詳細を表示するには、表に表示される数値のリンクをクリックします。

表 1. [最新ステータス] のアイコン

アイコン

説明

通常

対処が必要なクライアントは少数です。デバイスおよびネットワーク上のウイルス、スパイウェア、およびその他の不正プログラムの活動が発生する危険度は高くありません。

警告

さらなる危険からネットワークを保護する処理を実行してください。通常、警告アイコンは、ウイルス、またはその他の不正プログラムの検出を多数報告している脆弱なコンピュータが多数あることを意味します。大規模感染予防が有効化されると、その警告も表示されます。

要確認

警告のアイコンは、管理者がセキュリティ上の問題を解決するための処理を行う必要があることを示しています。

[最新ステータス] 画面に表示される情報は、ビジネスセキュリティによって生成され、クライアントから収集されたデータに基づいています。

脅威ステータス

このセクションには、次の情報が表示されます。

表 2. [脅威ステータス] の各セクションと表示される情報

セクション

説明

大規模感染予防

ネットワーク上での大規模感染発生の可能性。

ウイルス/不正プログラム対策

通知設定に基づき、ステータスアイコンが警告に変化します。次の場合は処理を実行する必要があります。

  • ビジネスセキュリティクライアントで、実行するよう設定されている処理を正常に実行できなかった場合。数値のリンクをクリックして、ビジネスセキュリティクライアントが処理を実行できなかったコンピュータに関する詳細を表示します。

  • ビジネスセキュリティクライアントでリアルタイム検索が無効になっている場合。[有効化] をクリックして、リアルタイム検索をもう一度開始します。

スパイウェア対策

最後に実行されたスパイウェア検索の結果とスパイウェアログエントリが表示されます。[コンピュータの再起動が必要] 表の [試行回数] 列には、最新のスパイウェア検索の結果が表示されます。

特定のクライアントに関する詳細を表示するには、検出された件数の値をクリックします。ここから、クライアントに影響を及ぼしている特定のスパイウェアの脅威に関する情報を確認できます。

Webレピュテーション

トレンドマイクロによって指定されている危険な可能性のあるWebサイト。

URLフィルタ

管理者による指定によってアクセスが制限されているWebサイト。

挙動監視

挙動監視ポリシー違反。

ネットワークウイルス

ファイアウォール設定で指定されている検出。

デバイス制御

USBデバイスおよびネットワークドライブへのアクセスを制限します。

注:

ビジネスセキュリティは、USB インタフェースを介してMSC (USB Mass Storage Class) の転送方式で接続するあらゆるストレージデバイスに対応します (スマートフォンとデジタルカメラを除く) 。

システムステータス

ここには、アップデートされたコンポーネント、およびビジネスセキュリティクライアントがインストールされているコンピュータの空き領域に関する情報が表示されます。

表 3. [システムステータス] の各セクションと表示される情報

セクション

説明

コンポーネントのアップデート

ビジネスセキュリティクライアントへの最新コンポーネントの配信に関するコンポーネントアップデートのステータス。

スマートスキャン

スキャンサーバに接続できないビジネスセキュリティクライアント。

注:

スキャンサーバは、ビジネスセキュリティサーバでホストされるサービスです。

システム異常イベント

ビジネスセキュリティサーバとクライアントが同じサーバにインストールされているときのディスク領域情報。

[オプション設定] > [通知設定] から、管理コンソールでの [警告] または [必要な処理] アイコンの表示をトリガするパラメータをカスタマイズできます。

ライセンスステータス

ここには、製品ライセンスのステータスやサポート契約の有効期限に関する情報が表示されます。

最新ステータスのアップデート間隔

[最新ステータス] の情報のアップデート間隔については、次の表を参照してください。

表 4. 最新ステータスのアップデート間隔

項目

アップデート間隔 (分)

クライアントからサーバにログが送信されるまでの時間(分)

大規模感染予防

3

なし

ウイルス/不正プログラム対策

1

ビジネスセキュリティクライアント ― 直後

スパイウェア対策

3

1

Webレピュテーション

3

直後

URLフィルタ

3

直後

挙動監視

3

2

ネットワークウイルス

3

2

デバイス制御

3

2

スマートスキャン

60

なし

ライセンス

10

なし

コンポーネントのアップデート

3

なし

システム異常イベント

10

"Trend Micro Client/Server Security Agent Listener"サービスが開始できなかったとき