スパムメール対策プロファイルを設定する

目的: スパムメール対策プロファイルを設定し、送信元MTAのレピュテーションに基づいてスパムメールを判定し、許可する/ブロックする送信者リストを作成します。

場所: ポリシー > ゲートウェイプロファイル > 追加または既存のプロファイル名 > スパムメール対策 (タブ)

  1. 必要に応じて、プロファイルを有効にします。
  2. [スパムメール対策] の設定を行います。
    オプション 説明

    メールレピュテーションを有効にする

    ERSを有効にします。

    許可する送信者

    メールアドレスを入力し、[追加] をクリックして許可する送信者を指定します。

    注:

    [許可する送信者] および [ブロックする送信者] では、SMTPとPOP3がサポートされます。

    ブロックする送信者

    メールアドレスを入力し、[追加] をクリックしてブロックする送信者を指定します。

    注:

    [許可する送信者] および [ブロックする送信者] では、SMTPとPOP3がサポートされます。

    スパムメール対策による検出率 (セキュリティレベル)

    • : より多くのスパムメールを検出します。クライアントに届くスパムメールが多い場合に選択してください。

    • : 標準の設定です。

    • (初期設定): 検出されるスパムメールの量が減ります。通常のメールがスパムとして検出されることが多い場合は、「低」を選択してください。

    注:

    必要に応じて、スパムメール対策の検出率を後で変更してください。しきい値が低すぎると、スパムメールの受信数が増えます。しきい値が高すぎると、誤検出 (通常のメールがスパムとして検出される) が増えます。

  3. [コンテンツフィルタ] の設定を行います。

    ヘッダ、本文、および添付ファイル名用のフィルタ文字列を設定する場合、キーワードと正規表現を任意に組み合わせたキーワード表現を使用できます。次の記号を使用する場合は、記号の前にバックスラッシュ (\) を挿入してください。

    . \ | ( ) { } [ ] ^ $ * + ?

    複数のキーワードおよび正規表現はカンマで区切ります。

    オプション 説明

    メッセージサイズによるフィルタ

    メッセージの最大サイズを選択します。

    マイナンバーフィルタ

    社会保障・税番号制度の施行に伴い、地方自治体、個人、上場企業、非上場企業、社団法人、および中央政府機関に必要とされるフィルタを有効にします。

    メッセージヘッダのフィルタ

    メールメッセージのヘッダをフィルタするキーワードまたは正規表現を指定します。

    メッセージ本文のフィルタ

    メールメッセージの本文をフィルタするキーワードまたは正規表現を指定します。

    メッセージの添付ファイル名のフィルタ

    メールメッセージの添付ファイル名をフィルタするキーワードまたは正規表現を指定します。

  4. [処理] の設定を行います。
    オプション 説明

    不正なコンテンツを含むメール

    不正なコンテンツを含むメールにタグ付けするか、完全にブロックするかを設定します。

    タグの追加

    不正なコンテンツを含むメールにタグ付けすることを選択した場合は、使用するタグを指定します。

    メール通知

    スパムメールメッセージに関する通知を送信者に送信する場合は、このチェックボックスをオンにして、次の項目を指定します。
    • SMTPサーバおよびポート番号。

    • サーバに認証が必要な場合は、認証を有効にしてから、SMTPサーバのユーザ名とパスワードを指定します。

    • 他の受信者のメールアドレス。

    • メールの件名およびメッセージ。

  5. [保存] をクリックします。