iOSデバイスおよびAndroidデバイスでは、組み込みのIPsec VPNクライアントを利用してVPNを使用できます。モバイルデバイス用にエージェントをインストールする必要はありません。
iOSの「VPNオンデマンド」機能をサポートするポリシープロファイルを作成します。これにより、iOSポリシープロファイルをiOSデバイスにプッシュできるようになり、iOSデバイスから組織のリソースにアクセスしたときにVPN接続が自動的に開始されて確立されるようになります。
VPNオンデマンドはAndroidデバイスではサポートされていません。
モバイルVPNでは次の機能がサポートされます。
社内LDAPサーバによるユーザ認証
組織環境のDHCPサーバの統合によるリモートクライアントへのIPアドレスの割り当て
スプリットトンネリング: 組織のトラフィックだけがVPNトンネルを介してルーティングされ、それ以外のトラフィックはプロバイダのネットワークを介してルーティングされます。
スプリットDNS: 組織のリソースの検索はVPNトンネルを介して組織環境内にあるDNSサーバに送信され、それ以外のリソースの検索はプロバイダのDNSサーバに送信されます。
1人のユーザによる複数デバイスの利用
デバイスに対するVPNアクセスの取り消し: 社内LDAPサーバまたはローカルユーザデータベースからユーザ認証情報を削除してアクセスを取り消すことができます。
管理インタフェース: ポリシーを作成および管理したり、VPN接続に関するすべての活動について次の情報を監視したりできます。