送信先NAT (DNAT) は、パケットのIPヘッダに含まれる送信先アドレスを変換します。この変換の主な目的は、パブリックアドレス/ポートの送信先を含む受信パケットを、ネットワーク内部のプライベートIPアドレス/ポートにリダイレクトすることです。次の表に、DNATを使用する場合に必要な設定を示します。
NATタイプ |
[送信先NAT] を選択して、IPパケットの転送時の設定を指定します。 |
入口インタフェース |
リストから [すべて]、すなわち任意のL3インタフェースを選択します。このインタフェースは、ネットワークルータの外側からネットワーク内部の送信先に向けて発信されるネットワークトラフィックに対するインタフェースとして機能します。 |
送信先IP変換 |
次のオプションから選択します。
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説明 |
用途や設定など、NATルールの特性がわかる説明を指定します。 |
DNATの詳細オプション |
次に示す、より詳細な情報や一致条件を指定できます。
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