TMWSaaSは、Trend Micro Apex Central™と統合され、Apex Central 2019をサポートしています。
Apex Centralは、ウイルス対策プログラムやコンテンツセキュリティプログラムを、その物理的な場所やプラットフォームに関係なく、一元管理できるソフトウェア管理ソリューションです。このアプリケーションを使用すると、企業のウイルス対策およびコンテンツセキュリティのポリシーの管理を簡略化できます。
Apex Centralは、組織の不審オブジェクトリストを統合し、統合された管理対象製品間でそれらのリストを同期します (例外を除く)。TMWSaaSがApex Centralに登録されると、Apex Centralは、スケジュールされた時間間隔で自動的に、不審オブジェクトをTMWSaaSと同期します。TMWSaaSは、独自の検索メカニズムとポリシーに加えて、脅威検索中にこれらの不審オブジェクトを実装することを選択できます。
このバージョンでは
TMWSaaSは、Apex Centralから同期された、仮想アナライザの不審オブジェクトのみを使用しますが、ユーザ定義の不審オブジェクトは使用しません。
TMWSaaSは、Apex Centralから同期された、仮想アナライザの不審オブジェクトを使用して脅威を検出しますが、対応する検出ログをApex Centralに返すことはありません。
この機能の設定を開始する前に、以下を確認してください。
Trend Micro™ Customer Licensing Portal™ (CLP) またはTrend Micro™ Licensing Management Platform™ (LMP) アカウントを所有していて、TMWSaaSとApex Centralの両方がアクティブかつ使用可能であること。
Apex Centralで、不審オブジェクトをTMWSaaSに統合および送信できるように配信設定を完了していること。詳細については、Apex Centralのオンラインヘルプの「配信を設定する」を参照してください。
TMWSaaSがApex Centralから登録解除されるか、Apex Centralで同期が無効化されると、同期が終了します。不審オブジェクトは消去され、検索中に適用されなくなります。
ライセンスの期限が切れると、TMWSaaSは、ライセンスのプロビジョニング解除期間になるまで引き続き不審オブジェクトをApex Centralと同期してそのデータベースに保持します。その後、すべてのデータが消去されます。
このセクションでは、Apex CentralでのTMWSaaSの登録と登録解除の方法を説明します。
CLPユーザは、CLPのログオンURLの入力が不要です。
TMWSaaSサーバがリストに表示されます。