モバイルVPNセットアップファイルを使用してiOSデバイスを設定する

このタスクには、セキュリティ管理者から提供されたTMWSaaSのログオン認証情報が必要です。ログオン認証情報に関する情報を受け取っていない場合は、管理者に連絡してください。

  1. iOS 10、11、12、13、または14を実行しているAppleデバイスを準備します。

    iOS 13以降のバージョンの場合、TMWSaaSではTMWSaaSエージェントアプリを設定に使用することをお勧めします。

  2. TMWSaaSプロファイル (Apple iOS用) をインストールします。
  3. デバイスでモバイルVPNを設定します。

パート1: プロファイルのインストール

  1. Apple iOSデバイスで、QRコードをスキャンするか、Safariを開いてユーザポータルのURLを入力します。どちらも管理者から提供されます。

    TMWSaaSのエンドユーザポータルのログイン画面が開きます。

  2. ログオン認証を入力する画面が表示されたら、user@example.comの形式で入力します。

    TMWSaaSエンドユーザポータル画面が開きます。

  3. [プロファイルのダウンロード] をタップして、TMWSaaS iOS設定プロファイルをダウンロードします。
  4. [プロファイルのインストール] 画面で、[インストール] をタップします。
  5. デバイスがPINで保護されている場合は、必要な情報を入力します。
  6. [承諾] 画面で、[次へ] をタップします。
  7. この証明書は自己署名証明書であるため、プロファイルが署名されていないことを伝える警告メッセージが表示されます。メッセージを無視して、[インストール] をタップします。
  8. [インストール] をタップします。
  9. [インストール完了] 画面で次の操作を実行します。
    1. プロファイルが未署名であることを示すメッセージを無視します。
    2. [完了] をタップします。

      証明書が証明機関によってインストールおよび署名されると、未署名のプロファイルの警告メッセージは表示されなくなります。

  10. 新しくインストールされたプロファイルを確認するには、[設定] > [一般] > [プロファイル] の順にタップします。

プロファイルの再生成

TMWSaaSプロファイルの再生成は、セキュリティ管理者から指示のあった場合にのみ行います。

  1. Apple iOSデバイスで、QRコードをスキャンするか、Safariを開いてユーザポータルのURLを入力します。どちらも管理者から提供されます。
  2. ログオン認証を入力する画面が表示されたら、user@example.comの形式で入力します。

    TMWSaaSエンドユーザポータル画面が開きます。

  3. [再生成] をタップして次に進みます。

    確認のメッセージが表示されます。

  4. [はい、すべて置き換えます。] をタップします。

プロファイルが再生成されたことを伝えるメッセージが表示されます。

パート2: モバイルVPNの設定

  1. 必要に応じて [設定] > [一般] > [情報] > [証明書信頼設定] の順に進み、[Trend Micro Web Security as a Service Cloud Root CA] および [TMWSaaS root CA] ボタンを右にスライドします。
    注:

    この手順は、iOS 10以降を古いバージョンからアップデートせずに実行しているデバイスにも適用されます。デバイスがモバイルVPN経由でTMWSaaSに接続できるようにするには、これらのルート証明書に対して完全な信頼を手動で有効にする必要があります。

  2. [設定] > [一般] > [VPN] の順にタップします。
  3. [Trend Micro Web Security as a Service] の横にある丸いボタンをタップします。
  4. [Trend Micro Web Security as a Service] ダイアログボックスで、[オンデマンド接続] ボタンを右にスライドします。
  5. [VPN] 画面に戻り、[接続中] ボタンを右にスライドします。
  6. 初期設定のブラウザを使用して任意のHTTP Webサイトにアクセスします。
    注:

    iOSデバイスが自動ロックされると、TMWSaaSMobile VPNサービスは切断されます。