TMWSaaSでは、syslog転送ツール用の環境としてVMware ESXi 7.0をサポートしています。
ツールのインストールを開始する前に、お使いのデバイスが次に示すシステムの最小要件を満たしていることを確認してください。
CPU: 2コア、2スレッド
RAM: 4GB
ディスクサイズ: 50GB (インストール時に使用)
次に示す手順では、ESXiサーバの仮想マシン (VM) にsyslog転送ツールをインストールする方法を示します。
[New Virtual Machine] 画面が表示されます。
[CentOS 7 (64-bit)] が使用できない場合は、[CentOS 4/5 or Later (64-bit)] を選択します。
[New hard disk] に [50 GB] 以上を指定します。
[New CD/DVD Drive] を [Datastore ISO File] に設定します。
[Connect At Power On] を選択します。
[BROWSE...] をクリックし、[CD/DVD Media] でアップロードしたISOファイルを選択します。
必要に応じて他のオプションを設定します。
TMWSaaS syslog転送ツールのインストールウィザードが表示されます。
システムが自動的に再起動されます。
アルファベットの大文字と小文字、数字、および特殊文字を含む8文字以上のパスワードを入力してください。
clish
enable
configure network basic
ホスト名: VMのホスト名
データインタフェース: syslog転送ツールでデータを送信するのに使用されるNIC
初期設定値はeth0です。
メソッド: 静的または動的IPアドレス割り当てのどちらを使用するかを決定します。
続いて、選択したメソッドに基づいて次の項目を設定します。
静的: IPv4アドレス、IPv4サブネットマスク、IPv4ゲートウェイ、優先DNS、および代替DNS (オプション)
dhcp: 優先DNSおよび代替DNS (オプション)
システムが自動的に再起動されます。
<token> は登録トークンです。管理コンソールで取得できます。
管理コンソールで新しい登録トークンを生成した場合は、必ず新しいトークンを使用してコマンドをもう一度実行してください。
syslog転送ツールは、認証なし、またはHTTP基本認証 (ユーザ名とパスワード) によるプロキシの使用をサポートしています。この機能を使用するには、バージョン3.5.1.5570以降をインストールしている必要があります。
-uおよび-pwが必要である場合は、次のスキーマでproxyを指定します: http[s]://<IP/FQDN>:<port>
-pのみが必要である場合は、次のスキーマでproxyを指定します: http[s]://<IP/FQDN>:<port>または<IP/FQDN>:<port>
パスワードに1つ以上の空白または一重引用符 (') が含まれる場合は、パスワードを二重引用符 ("") で囲みます。パスワードに1つ以上の二重引用符 (") が含まれる場合は、各二重引用符の前にエスケープ文字としてバックスラッシュ (\) を追加します (\")。
プロキシ設定を削除するには、次のコマンドを実行します: /usr/logsvc/logoffloadClient/switch.py -d