テナント制限ルールの追加

サポートされるクラウドアプリへのアクセスを制御するために使用するHTTP / HTTPSヘッダフィールドの値を設定します。

  1. テナントの制限タブで、追加をクリックします。

    テナント制限ルール の設定画面が表示されます。

  2. ドロップダウンリストからクラウドアプリを選択します。
  3. ルールの一意の名前と説明を指定します。
  4. テナントの制限を適用する、選択したクラウドアプリの該当するドメインを確認または変更します。
  5. テナントアプリでテナント制限を実装するために必要な各ヘッダフィールドの値を指定します。

    クラウドアプリ

    ヘッダフィールド

    説明

    Microsoft Office 365

    Restrict-Access-To-Tenants

    ユーザにアクセスを許可する少なくとも1つのテナントの名前またはID

    例: mytenant1.com,mytenant2.com,<my_tenant_id>

    Restrict-Access-Context

    テナントの制限を設定するテナントの単一のディレクトリID。

    例: <my_tenant_id>

    Google Workspace

    X-GoogApps-Allowed-Domains

    Googleワークスペースに登録し、ユーザのアクセスを許可する1つ以上のドメインの名前

    例: mydomain1.com,mydomain2.com

    Dropbox

    X-Dropbox-allowed-Team-Ids

    ユーザにアクセスを許可する1つ以上のDropboxチームのID

    例: <dropbox_team_id>,<dropbox_team_id>

    その他のクラウドアプリ

    <header_field_name_of_the_cloud_app>

    • ヘッダフィールドを指定し、フィールドに対する操作を設定します。

      • 追加:文字列タイプの値を指定します。

        指定されたフィールドが存在する場合、Internet Access Gatewayはフィールドの値を指定された値に置き換えます。存在しない場合は、そのフィールドがヘッダに追加されます。

      • 削除:指定されたフィールドが存在する場合、インターネットアクセスゲートウェイはそのフィールドをヘッダから削除します。存在しない場合、処理は無視されます。

      注:

      Host Path Cookieなど、一部のHTTP / HTTPSヘッダフィールドは予約されており、変更できません。

    • ヘッダフィールドをさらに追加し、各ヘッダフィールドに処理を設定するには、+追加をクリックします。

      注:

      ヘッダフィールドは最大10個指定できます。

    • 既存のヘッダ設定を削除するには、[ ]をクリックします。

    注:
    • テナント制限のヘッダフィールド設定の詳細については、各クラウドアプリプロバイダのドキュメントを参照してください。

    • 複数の値を持つ各ヘッダフィールドには、最大128文字を指定できます。

  6. 保存をクリックします。