Linux環境では、コマンドラインにアクセスしてツールをインストールする前に、いくつかの前提条件を確認する必要があります。
Linuxエンドポイントにツールを配信したら、Endpoint Inventory画面でXDR機能を有効にするエンドポイントを選択する必要があります。
詳細については、「 Endpoint Inventory 2.0」を参照してください。
パッケージをローカルにダウンロードし、対象のエンドポイントに tmxbc_linux64.tgz アーカイブを配信します。
ダウンロードリンクをコピーして、対象エンドポイントで次の wget コマンドを実行します。これにより、ファイルがダウンロードされ、名前が変更されます。
$ wget <download_link> -O tmxbc_linux64.tgz
各パッケージは会社に固有です。パッケージをインストールすると、エンドポイントは会社の Trend Micro Vision One コンソールへのレポートを開始します。
openssl version
tar -xvf tmxbc_linux64.tgz
"tmxbc_linux64.tgz" はパッケージの名前です。
チェックサム
checksum.p7
マニフェスト
.property
README
tmxbc
openssl cms -verify -binary -in checksum.p7 -inform DER -verify -content checksum -purpose any -certsout need_to_check.certs -out /dev/null
予期される出力は Verification successfulです。
以降の検証手順では、コマンドによって生成された need_to_check.certs 証明書を使用します。
openssl crl2pkcs7 -nocrl -certfile need_to_check.certs | openssl pkcs7 -print_certs -noout
出力は次のようになります。
subject=C = US, O = "DigiCert, Inc.", CN = DigiCert Trusted G4 Code Signing RSA4096 SHA384 2021 CA1
issuer=C = US, O = DigiCert Inc, OU = www.digicert.com, CN = DigiCert Trusted Root G4
subject=businessCategory = Private Organization, jurisdictionC = TW, serialNumber = 23310837, C = TW, ST = Taipei City, L = Da\E2\80\99an District, O = "Trend Micro, Inc.", CN = "Trend Micro, Inc."
issuer=C = US, O = "DigiCert, Inc.", CN = DigiCert Trusted G4 Code Signing RSA4096 SHA384 2021 CA1
sha256sum -c checksum
システムからエラーが返されない場合は、パッケージのインストールを開始できます。
Endpoint Basecampプログラムをプロキシなしでインストールするには、次のコマンドを実行します。
$ ./tmxbc install
プロキシを使用してEndpoint Basecampプログラムをインストールするには、次のコマンドを実行します。
$ ./tmxbc install --proxyURL <IPv4 or IPv6 address of proxy server>
次に例を示します。
$ ./tmxbc install --proxyURL http://10.1.1.1:80
Endpoint BasecampはHTTPプロキシのみをサポートし、プロキシ 認証情報の使用はサポートしません。
使用可能なCLIコマンドの完全なリストについては、 LinuxのCLIコマンドを参照してください。