Oktaは、組織にクラウドIDソリューションを提供する、標準に準拠したOAuth 2.0認証サーバです。Oktaは、 Trend Micro Vision Oneへのユーザアクセスを管理できるシングルサインオンプロバイダです。
ここではOktaをSAML (2.0) IDプロバイダとして設定し、Trend Micro Vision Oneで使用する方法について説明します。
Oktaの設定を開始する前に、次のことを確認してください。
サインインプロセスを処理してTrend Micro Vision One管理コンソールに認証資格情報を提供する、Oktaの有効なライセンスを購入している。
Trend Micro Vision Oneの管理者として管理コンソールにログオンしている。
新しいアプリケーション統合を作成する画面が表示されます。
SAML統合の作成画面の一般設定セクションが表示されます。
SAML統合の作成画面のSAMLを設定するセクションが表示されます。
ログオンURLは、 Trend Micro Vision OneからダウンロードしたSPメタデータファイルから取得できます。
SPメタデータファイルをテキストエディタで開き、 md:AssertionConsumerService 要素の 場所 属性の値をコピーします。コピーした値をログオンURLとして使用します。
次の例では、ログオンURLは https://example.com/xdr-logon-urlです。
... <md:AssertionConsumerService Binding="urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:bindings:HTTP-POST" Location="https://example.com/xdr-logon-url" index="0"/> </md:SPSSODescriptor> </md:EntityDescriptor>
オーディエンスURIは、 Trend Micro Vision OneからダウンロードしたSPメタデータファイルから取得できます。
SPメタデータファイルをテキストエディタで開き、 md:EntityDescriptor 要素の エンティティID 属性の値をコピーします。コピーした値をオーディエンスURIとして使用します。
次の例では、オーディエンスURIは https://example.com/xdr-audience-uriです。
<?xml version="1.0"?> <md:EntityDescriptor xmlns:md="urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:metadata" xmlns:ds="http://www.w3.org/2000/09/xmldsig#" entityID="https://example.com/xdr-audience-uri"> <md:SPSSODescriptor protocolSupportEnumeration="urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:protocol" AuthnRequestsSigned="true" WantAssertionsSigned="true"> ...
SAML統合の作成画面のフィードバックセクションが表示されます。
新しく作成したTrend Micro Vision Oneアプリケーションのサインオンタブが表示されます。
このメタデータファイルをTrend Micro Vision Oneにインポートします。
アプリケーションの割り当て画面が表示されます。
グループにユーザを追加する画面が表示されます。
アプリケーションをグループに割り当てると、グループ内のすべてのユーザにアプリケーションが自動的に割り当てられます。