ドメインベース認証の詳細グラフ

[ダッシュボード][脅威] タブにある [ドメインベース認証の詳細] グラフには、選択したメールトラフィックの方向に基づいて、送信者IP照合、Sender Policy Framework (SPF)、DomainKeys Identified Mail (DKIM)、Domain-based Message Authentication、Reporting & Conformance (DMARC) 認証に失敗したメッセージ数が表示されます。

送信者IP照合では、許可するIPアドレス範囲を手動で定義することにより、スプーフィングを予防しながら、特定のドメインからのすべての受信メールトラフィックを同時に許可することができます。SPF、DKIM、およびDMARCは、メールスプーフィングから保護するための3つのメール認証システムです。

注:

このタブのデータは、受信メールトラフィックのみを対象に表示されます。

[日付][週][月]、または [過去12か月] のいずれかの期間を選択します。選択した期間のデータが表示されます。

指定した期間は、このグラフと [脅威の概要] タブの対応するサムネイルグラフにのみ適用されます。選択を変更しても他のグラフには影響しません。

表示されるデータは次のとおりです。

表 1. グラフの項目

検出された値

受信メールの場合

送信者IP照合

送信者IP照合チェックに失敗したメッセージの総数。

SPF

SPFチェックに失敗したメッセージの総数。

DKIM

DKIM検証に失敗したメッセージの総数。

DMARC

DMARC認証に失敗したメッセージの総数。

DMARC - SPF

DMARC認証のSPFチェックに失敗したメッセージの総数。

DMARC - DKIM

DMARC認証のDKIM署名チェックに失敗したメッセージの総数。

DMARC - アライメント

DMARC認証のアラインメントチェックに失敗したメッセージの総数。

DMARC - 可用性

送信ドメインにDMARCレコードがないため、DMARC認証の可用性チェックに失敗したメッセージの総数。